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 中高小学生は既に入ったが、うちの大学では今週から冬休みである。

 冬休みと夏休みと比べて、何が良いと言えば、冬休みの方は年末年始になると深夜映画で面白いのをやる事である。かく言う訳で昨日やっていた『ブラックレイン』を見た。今更になるが今まで見た事が無かったのだ。最近友人が良いと紹介してくれ見たかった所であったので、丁度良かった。
 監督はリドリー・スコット。撮影はヤン・デ・ボン。

 内容は、非常に解り易いものであった。亜米利加からやってきた警官が、高倉健演じる日本の刑事と共に、相棒を殺ったヤクザの松田優作を逮捕せんとする話である。汚職警官が日本の仁義に触れ、仁義を放れた金で生きるヤクザを追うと言う構図がなかなか面白い。

 この映画。友人から話を聞いた時には、日本の光景がしっかりと描かれていると言う話であったが、成る程、舞台である大阪は実に良く描けている。それだけで無くブレードランナー風のサイバーパンクに彩ったと言う大阪の町は(実はブレードランナーを見ていないのだが)日本人である自分の目から見ても新鮮で、確かに日本であるのだが異国の地を思わせる風景となっている。(これは、主人公が亜米利加からやってきた存在であるからだろう)ラストの農場のシーンが大地や太陽、回りの森から明らかに亜米利加で取られた(日本人マニアの邸宅らしい)ものと解るのは、許可が取れなかった事を思えば、まぁご愛嬌だ。

 後、高倉健に松田裕作、ガッツ石松に力也と言う大変濃い面子が揃っているのも見所だな。特に前者二人は、欧米の俳優とタメを張れる迫力があり、大変素晴らしかった。松田裕作はこの時既に癌を患っていたそうだが、ラストのバイクシーンや泥まみれでの格闘シーン等凄まじいものがあった。(敵方のヤクザの親分に『あんた程長生きするつもりはねぇ』みたいな台詞を言っていたが、意識していたのかな)今の日本の俳優でこれだけの力を持つ者、特に若手の中ではそれが皆無であるのが残念である。

 さて、この様な真面目な話を言うのもあれなので、個人的(と言うか多分この映画見た人は誰もがそう思う)見所を言うが、何と言っても主人公の相棒を、ポントー片手にバイクでかっ飛ばし首ちょんぱのシーンが最高だ。ネタ性といい、格好良さといい、大変素晴らしい。大笑いした。どうやって運転したんだと言う突込みはこの際抜きだ。ガガガガガガとポントーをコンクリートの床に擦り付けながらスパーンと切り抜けた時のケレン味と言ったら無いね。

 と言う訳でブラック・レインであった。所で、高倉健が終始英語で話している為吹き替えとして大塚明夫がやっていたが、ちょっと渋過ぎた。もうちょっと軽い人で、と言いたい所だが、そうなると渋さがなくなってしまうのが考え物であるな。
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