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 明日から大学の補講(休日返上分であり、決して悪かった訳では無い。良かったのかどうかは知らないが)及びテストが始まるので、契機付けにどばりと映画を借りて来た。そう言う訳で今日は、linさん推挙による『レザボアドッグス』をば。
 宝石強盗に失敗した、それぞれ素性所か名前すら知らない六人の男達が、中に居るらしい裏切り者を探して騒動する話。何か、スマスマで似た様なコントを見た覚えがあったと思ったら、これが元ネタだったらしいな。

 監督であるクエンティンタランティーノの作品としてはこれで三本目だろうか。見る順序が逆で、『キル・ビル』に『パルプフィクション』(『シン・シティ』も一応入るかな)と来てこの作品な訳だが、やばい位面白かった。これが一番面白い、と言う話も頷ける。

 脚本的にはかっちりと作られた筋道に時系列の交差を加えながらもぽんぽんと辿るのが面白い。とは言え展開としてそこでそれはありえない、もとい、もっと引っ張ると思っていたらあっさり出された展開に少々驚くも、ラスト含め概ね読めるものである。あぁそう来たかっ、とは思ったが、余り驚きはしなかった。(多分、放映当時に見たら違っただろうが)

 だがそう言ったものを払拭して、映画的な趣が大変詰まった作品だ。

 例えば序盤のシーン。男達の朝食風景における何気無い会話から始まり(その会話自体も男達の拘りや趣向、幾多のジョークが垣間見えて面白かったが)道を歩いて行く男達に被せて俳優の名前と、タイトルが告げられると言うくだりはとても格好良く、面白い。と思ったら、次の瞬間には行き成り血塗れである。この流れはおいおいおいおいと唖然とすると同時に感心していた。

 その後のやり取りは何処かの廃屋を中心としたもので、何処か舞台を思わせる構成だ。その中で、男達はあぁでも無いこうでも無いと言い合いながらも、閉鎖された空間の中で何が起こったのか、何をしようとしているのかを観客に告げて行く。この男達の演技がまた素晴らしくいい。シーン一つ一つに工夫が成されているが、それを生かして余りあるものを魅せてくれる。

 この映画はその様に、素晴らしい演技を、卓越した映画的技術で実に格好良く見せてくれる、とても映画らしい映画であると自分は思う。ここから何か感じ取れるものがあるか、と言うと微妙だが、娯楽としての映画としては大変に素晴らしい、一言で言えば凄ぇイカス名作である。やっぱりタラちゃんは凄いな、と改めて感心した次第。
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