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 今回は『ダンジョン&ドラゴン2』(以下D&D)を見た。我ながら、選択が謎だな。
 最初に言うがD&D自体はリプレイでしか知らない。ので、その世界観と符合しているか、と言うのは語らない。

 さて、D&Dの1(とは言え、話は繋がっていない敵役が、前作の敵役の部下だったのか。そう言えば居たな、と言う感じであるが、また凄い所に目をつけたものだ)の方だが、はっきり言って駄作であった。脚本も駄目ならば映像も美術も演技も演出も全て駄目。映画なのにテレビドラマを見ている様な感じであった。

 そんな中で何故2を見たかと言えば、スチール写真がなかなか格好良かったからであり、またX-MENやスパイダーマンと言った、前作よりも続編が面白い先人が居たからで、今作は大丈夫ではなかろうか、と思ったからだ。

 然るにその予想であるが、見事に大当たりであった。

 前作で駄目であった多くが改善されているだけで無く、様々な趣向が凝らされており、正にRPG映画化したと言う感じであった。ファンタジーでは無い。RPGである。

 まず、戦闘時に専用のバトル音楽が流れるのが素晴らしい。毎回同じ曲が流れる。手抜きと言うなかられ、少し聞いただけで、さぁこれから戦闘だっと言う気分を大いに盛り上げてくれるものなのだ。

 その戦闘でも、主人公達は余り戦わない。と言うか、逃げる。FFで言えば、戦闘開始直後にLR同時押しする位の勢いで、がんがん逃げる。嗚呼そうそう、イベントの為に雑魚は無視して先に進んでたな、と見ててしみじみと思ったものだ。

 他にも、ローグがトラップ解除に索敵、開錠と大活躍したり、ドラゴンと戦えば容赦無く僧侶が食われたり、テレポートを使えば座標ミスしてかべのなかにいる(手だけだったが)状態になったり、シビアな洋物RPGの雰囲気がぷんぷん漂ってくる演出で良かった。

 台詞からしても、神聖魔法だ秘術だテレポートだ真実の瞳だと、その手のゲームをプレイしていないと解らないだろう言葉が飛び交い、また王国も遠景では壮大な建物が並びながら中の映像は少々チープで映る所も限定されていると言う、ワールドマップから街に入った様な(多分意図的では無いとは言え)按配が赴き深い。

 また、ラスボスである復活したドラゴンも、実にRPGのラスボスらしい無茶苦茶な強さで、市民や兵士達を大量虐殺する。その姿はバハムートとかあの辺りを彷彿とさせるな。まぁ、やられ具合はデウス・エクス・マキナ入っていたが、イベントでラスボスを倒すと言うのもRPGでは良くある話だ。

 この様に、D&D2RPGらしい表現に溢れている。恐らく、この監督はゲームマニアか、ゲームに大変理解のある人物なのだろう。映画として見れば、CG面等の映像的に今の時代としては微妙な部分が多々見られるたり、脚本的にも素晴らしいものでは無かったりと完成度は決して高くないだろうが、RPGの映画化とすれば、文句無く良作である。ゲームが好きな人や前作がつまらなかった人、映画版FFに失望した人にはお勧めであるな。

 しかし、微妙にD&Dやりたくなった。面子揃いそうも無いが。
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