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2007.01.30 命の水
[ベルリン 29日 ロイター] サッカー・ワールドカップ大会のおかげで、2006年のドイツビール消費は1.4%の成長を記録した。これは過去12年間で最高の数字だという。

連邦統計局が29日に発表したところによると、ワールドカップ大会にはドイツ人に加えて31カ国からサポーターたちが集まり、1億700万ヘクトリットルのビールが消費されたそうだ。これはだいたい5分間のシャワー1億4000万回に相当する量だ。

ビールドイツの国民的な飲み物だが、2005年、売り上げが0.5%の減退を見せ、醸造業者のあいだで憂慮されていた。特に若年層のビール離れが進んでいると醸造業者は述べている。


 独逸、そして独逸国民とビールは、切っても切れない存在である。勿論彼等はワインも呑む(風土柄、白が主流だが)し、ウィスキーだって呑む。しかしながら、ビール程では無い。様々なタイプのビールが作られ、年に何回もビール祭りが開催される。オクトーバーフェストの話は聞いた事位あるだろう。

 欧羅巴は水が余り良く無い。その為、古来は趣向品と言うよりも生活必需品で、仏蘭西辺りならばワインは水であるが、独逸であればビールが水である。未成年(15歳)からでも平気で呑める。ごくごく呑む。アルコールが弱い人は、レモネードで割って呑む。だからあんなに肥えるのだな。

 大学の独逸文学教授曰く、呑めないと小馬鹿にされるらしい。差別等と言う大仰なものでは無いが、ビール位飲めなくてどうすると言う感覚があるのだろう。また別の面白い話では、ある日本人が独逸人に、日本では発泡が主流であると言った所、心底同情されたと言う。独逸ではビール純粋令、即ちビール製作には水と麦芽とホップのみを使用すべしと言う列記とした法律(輸入品では廃止されたらしい。もとい、輸入品にも規制が掛かっていたとは恐れ入る)があるのだ。嘘か真か、ビール専用の蛇口があるとも聞く。

 その様な独逸である為、売り上げの低下と言うのは少々信じ難い(まぁ日本人の若者で考えれば解らなくも無いが。今の若者は、余り日本を呑まないだろう)が、しかしワールドカップのおかげで消費が増大すると言うのも、また独逸らしい話では無かろうか。

 ヴルスト片手にビーアを呑みながらはしゃぎ回る独逸人の姿が目に浮かぶ様だ。
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