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 映画日和映画日和。と言う訳で、学校帰りに『スパイダーマン3』を見て来た。

 かなりネタバレするのでご注意を。
 まぁ本当はスパルタ無双朱君は実に良いネーミングをしたものだ)或いはギリシャBASARAこと『300』(すりーはんどれっど)を見たかったのだが、まだ公開してもいない事を知り、スパイディを見る事にしたのだ。

 そう言うと仕方が無いからと言う理由に聞こえるだろうが、何、こちらの方も見たかった。ただ、どうせ後で大量にDVDが入ってくるだろうし、テレビでもやるから、と優先順位は低かったが。

 それはさて置き映画の出来だが、まぁ特にこれと言うサプライズも無い分手堅く面白かった。

 ただその分不満も色々ある訳なのだがな。

 まずはストーリー。今回のテーマは『復讐』であり、義父を殺したサンドマンへの憎悪、ハリー=ゴブリン・ジュニアとの確執、そこに降って沸いたヴェノムによる力の増大に翻弄されるピーター・パーカーの話となるのだが、実際やっている事は前と同じく、ピーター・パーカー青春白書である。いや、スパイダーマンは最初から人間と超人の二つの顔に揺れるヒーローを描いて来た訳で、青春に走ろうと構わないのだが、そう言う個人的部分が強くて、スパイダーマンとしての部分がおざなりに感じられてしまった。特にダークサイドに堕ちたピーター・パーカーのはっちゃけぶりはやり過ぎである。もうちょっと、ダークサイドはダークサイドでも描き方があるのでは無いだろうか。レンゲルじゃないのだから。

 また脚本自体も、割と纏めているとは思うがそれでも詰め込み感が漂う。正直、サンドマンとヴェノムはどちらか一方にしておけば良かったのでは無かろうか。どちらも強力な敵であり、ラストの意外では無いが燃えるシークエンスに至らせるには充分だと思うが。サンドマンは、和解したからいいものの、その性質上まず倒せない(それこそ、カーズ様の如き状態にまで叩き込まないと倒せないでは無かろうか、あれは)相手である為、一人で充分やれると思うのだがな。ヴェノムにしても、スパイダーマンの対極的要素からして同様だ。

 これで最後のつもりで一杯出したのかもしれないが、それにしてはごちゃごちゃし過ぎである。

 嗚呼、後ストーリーをして、一言言わなきゃ気がすまないのは、何と言っても、M・JのDQNぷりだ。過去二作からそうだったが、この女は全く持って可愛くない。ピーターがオタクであり、昨今の状況に舞い上がって調子に乗り、女心をちっとも解ってないと言うのを差し引いても酷い女である。最早恒例となった浮気やスパイダーマンの人気に対する嫉妬等、監督はこの女を嫌な女にわざと描きたいのでは無いかと思えてくる。いや全く、ピーターは何故こんなのに惚れたのか一向に解らなかったが、それが更に解らなくなった。まぁ、ゲラゲラ哂って見るのが正しいのだろうが、それでもきっついな。

 ストーリー面はこれ位として、アクション面に移ると、相変わらず凄い映像の目白押しである。今回は、落ちて行く物を足場にして垂直に戦うシーンがあって特に良かった。ただ、二作目の列車停止の為に糸を張り巡らしたり、ドク・オグと摩天楼で戦う所の様な(二作目は、アクション的に素敵なのが多い気がする。マトリックスとか)心の底から燃える場面は無く、また超人的アクションに見慣れて来てしまった事もあって、背筋が震える様なアクションは残念ながら無かったな。対サンドマン戦の怪獣映画な描写(名称レオパルドンには笑った)や、ヴェノムとの同キャラ対決なんかは素敵だったけどね。

 で、このシリーズ(もとい、ハリウッドアクション)の何が一番不満かって、必殺技が無い事である。いや、この必殺技、決め技と言う概念が、実に日本的なソレである事は解っているのだが、やはり無いと落ち着かない。今作でも対ヴェノムは、堕ちながら戦ったり、弱点である振動音を鉄パイプで作った檻から発生させたりと、見所はあったのに、最後の決着がゴブリンボールと言う、拍子抜けな終わりであった。例えるならスマブラで必死こいて帰還しようとする相手に向けてボム兵を投げ付ける様な、そう言う呆気無さを感じた。あそこでもう一踏ん張り欲しかったかな。まぁ、火が弱点(それを示唆するシーンは無かったと思うが)らしいので、ああするより他ならなかったのかもしれないが。

 まぁ大体こう言う感じで、改めてみるとかなり不満があるな。まぁだからと言って、凄ぇつまんなかった糞映画と言う訳では毛頭無く、十二分に楽しめるエンターテイメントであるのは間違い無い。

 所で、4の製作及び六部作とする等の噂を聞いているのだが、敵役として誰を登場させるのだろう。ヴェノムは死んでなさそうだが、奴を出すとテーマ的に二番煎じになりそうで難しそうだ。まぁ、消化不良気味であったし、同キャラ対決と言うのはやはり燃える訳で、奴の再登場に期待するが。
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