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 お次はブラピとトム・クルーズの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』である。この作品、昔深夜にやっていたのを途中から見た(目当てだったのはこちらでは無く『Avalon』だった)覚えがある。中学一、二年と言う所だったので、実に八年ぶりか。
 さて、内容だが実写版ポーの一族である。とは言え、原作小説が描かれたのと、ポーの一族の第一話が掲載されたのはほぼ同時(ポーの一族の方が一年程早い様だ)である為、真似しただとかパクった、インスパイアしたと言う事では無い。

 ポーの一族と例えた様に、この映画では吸血鬼の悲哀にスポットを当てている。人を殺さずにはいられない衝動、永遠に変わる事の無いその姿、死ぬ事が無い故に快楽に直走るしか無いサガ……。ただの倒されるべき化物(所か、何故倒されるべきなのかの理由も曖昧だった)として描いていた『フロム・ダスク・ティル・ドーン』とは、全く別の描き方、側面であり、今見ても新鮮だ。

 そんな悲哀の吸血鬼・ルイを演じるのがブラッド・ピットであり、彼と対になる快楽至上主義的な耽美且つ背徳の吸血鬼・レスタトをトム・クルーズが演じている。強烈なこの二人の演技が、そのまま吸血鬼の存在として克明に描かれており、実に素敵である。余りに素敵過ぎて、ラズベリーのワーストスクリーンカップル賞を取ってしまったがな。まぁ仕方が無い。今ならばまた評価も変わるだろうな。

 レスタトなんかはかなりきわどいキャラだから人気も高いだろう。そう思ったら普通にファンサイトもあって驚いた。まぁ良いキャラだからな。吸血鬼としてはかなり有名所でもあろう。

 そして、その二人の娘乃至恋人的存在である永遠の少女・クローディア(キルスティン・ダンストはこの頃はまだ良かったなぁ)、アントニオ・バンデラス演ずるドラキュラを髣髴とさせる古典的伯爵吸血鬼・アーマンド等脇役も良いキャラをしていた。

 更に18~19世紀当時の衣装や装飾から醸し出される雰囲気も濃厚で、あの辺りの時代が好きな自分としては、実にたまらないものがあった。やはりあの時代は素晴らしい。退廃感があって。

 だがこの映画のラストは、そう言った哀愁で終わらない。最後の最期でとんでも無い事をしてくれる。正にどんでん返しであり、今までのあれは何だったんだ、と言うオチだ。これは原作に合ったのか、凄い気になる所であるが、個人的には『( ゚∀゚)o彡゜レスタトッ、レスタトッ』な感じで結構好きだ。実に彼らしい、イっちゃってるポジティブシンキング具合が。

 と言う訳で、個人的には結構楽しめた作品であり、お勧めしておこう。特にBL好きに。や、そう言うの好きじゃなくとも充分楽しめると思うが、まぁ念の為。
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