上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.06.09 300
 This is Sparta!!!!
 と言う訳で雨の中、見たい見たいと兼ねてから思っていた『300』(スリーハンドレッド)を見てきた訳だが、いや期待通り実に素晴らしい作品だった。普段ならまず無いのだが、思わずパンフレットまで買ってしまった。

 そういえばこの作品、イランがペルシアを悪として描いていると言う理由で批判してたな。解らなくも無いがしかし、正直この手の映画に言うのは野暮と言うものだろう。それに見れば解るだろうが、この作品には、どちらかと言うとスパルタ側への皮肉…自覚があるか微妙だが…を感じられる。

 まぁそう言った話は正直どうでもいい。二極論等欧米じゃ良くある事だしな。それよりもこの映画の肝は、マトリックス以来の映像革命…と、言われているそうだが、個人的にはAvalonの系譜に列なる娯楽アクションとしての凄まじい映像美と、それらが描き出す血と汗の匂いがムンムン漂ってきそうな漢達の姿である。

 全編フルCGで、役者達もブルーバックの前で演技をした訳だが、そんな風には見えない、いや、であるからこそ古代ギリシャのスパルタを唯の実写で到底及ばない圧倒的迫力を持って描いている。フランク・ミラーのイラストがそのまま飛び出した様なシーンの数々は、緩急をつけた演出と相俟ってどれも実に印象的だ。

 緩急をつけた演出、と言ったが、これもまたこの映画の大きな魅力だ。飛び掛るその一瞬は停止した様に遅く、次の瞬間滞っていた時が一気に弾け出る様に敵をばったばったと斬って行くアクションシーンは凄まじいカタルシスを与えてくれた。

 そう言った映像や演出によってスクリーンに映し出されるレオニダス王と三百人のスパルタ戦士達は、惚れ惚れする程格好良い。黄金のパンツに眼がヤバいペルシア王クセルクセス率いる百万人のペルシア兵から仮面をつけた暗殺者の如き不死隊に異形の狂戦士、爆弾使いの魔術師に武装サイ、武装象から中華的弓兵相手にこれでもかとなぎ倒してゆく彼等は正にスパルタ無双(いや本当にあんな感じなのだ。矢で空が黒く染まるとか、はっちゃけ過ぎにも程がある。)と言っても過言では無く、それがまた実に素敵であった。生首がぽんぽん飛び、血飛沫が水よりも多く吹き上がるのだが、それすらも清清しく見える戦いだ。

 かく言う訳で、これはアクション映画史に確実に残る快作である。レオニダスとスパルタ戦士三百人の暴れっぷりは是非スクリーンで見るべき代物なので、公開している内に行くと宜しい。

 所で内容とはかけ離れるが、御后が託宣者に嫉妬して、あんな小娘呼ばわりするシーンがあるが、正直御后より託宣者の方が妖艶な美しさがあって魅せられたと言うのは自分だけでは無いと思うがどうか。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tasogaremignon.blog79.fc2.com/tb.php/370-22077a93
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。