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2007.06.29 SAW3
 まず、CMの半分は大いに誇張なのでJAROに訴えるべきである。
 もう半分は適度に伏線となっているがな(CMは二バージョン存在する)

 さて、早いもので三作目となった『SAW』であるが、今回の話は前二作と比べると少々弱い。

 確かに、SAWお得意のどんでん返しはあるにはあるのだが、結構解り易くその伏線を張ってあり、また既に三作目であるので、余り衝撃は無かった。やはり、一作目のあのインパクトには勝てまい。また最後の最後で投げっぱなしジャーマン的な伏線無しの唐突な謎、もとい明らかに次に続くのだろうが、どうやって続かせるんだと言う事をやってくれて、ますます衝撃度は薄い。

 その分、前二作で謎だった事が概ね回収されている。以前一作目を見た時に笑い話として出したあの寝そべりお笑い、耐久24時までもが解かれたのには驚く限りだ。(後解っていない謎は、ゴードン先生の生死位か。因みに自分は生存説支持者。)この所為で、全体としても少々小さく収まり過ぎてしまった感は否めないのだが、まぁここら辺りで回収して置いた方が解り易くて良いだろう。新しい謎、伏線もちらりほらりと出てきたしな。

 また、どちらかと言うと今回はドラマ面の方が強い。ある意味ではラブコメである。ただ、ジグソウの考え方はちょっと賛同し難い訳で、彼を中心にドラマを展開しても感情移入し難いのが辛いな。ただ、今回のテーマである『赦し』が彼自身のそれでもあった、と言う意見には至極納得させてもらった。確かにその通りだ。それでもあの行為を肯定するのは難しい。思想は兎も角、やっている事がアンフェア且つ残虐過ぎる。
 
 この様に、脚本的には前二作に勝っていない3だが、猟奇度においては他の追随を許さない。前二作も実に痛々しかったが、今作はそれを遥かに凌駕するグロさであり、痛さである。特にキツかったのは二番目のあの男であり、アレを見た日にはヴルストを喰う事などまず不可能と言って差し支えあるまい。個人的に、嫌な死因ベスト3に入る死に方だと想っている。

 しかも痛いだけじゃなくイタみまである。体への(他者の苦痛を自分が感じる一種の感応的な)苦痛だけで無く、純粋に心がイタむのだ。例えるなら、最終絶叫計画を家族団欒の場で見た時の様なイタさである。これにはかなり堪えた。まぁ最後できっちり締めてくれたのが在り難かったがな。

 そう言う訳で『SAW3』なんだかんだで面白く見る事が出来た。その性質上1,2の話を覚えていないときついものがあるので、忘れてしまったと言う人は一緒に前二作も借りてきて見ると宜しい。
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