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 昨今の何でもいいから喫茶店と合わせとけ商法の一環か、ロールプレイングカフェなるものが出来たらしい。
 金払ってまでする様な事だろうか、リアルでロールプレイング等人生そのものでは無いか、と思わなくも無いのだが、趣向としてはなかなか面白いとも思った。一瞬程。

 日本人はRPが苦手と言われており、各種ネットゲームでも本来行われて然るべきである筈のロールプレイングをやる人間は全体の中で少数派に属する。そんな中この様な試みを行うのは野心的で興味深いし、少ないと言ってもやりたがる人間はいる訳で、PBWが好きな自分なんかはちょっとやってみたくもある。まぁ、それで1800円ってどうよ、と言う話だがな。実際、客への対応が変わるだけの様だし。

 ただそう言った金銭的理由やサービス内容の微妙さよりも、別の意味でこのカフェは直ぐに潰れると思う。

 何故なら、設定がファンタジー学園モノだからだ。

 まず学園モノと言うのが駄目だ。学園と言うのは、現実世界に地続きであり、普通に存在する。それにちょっとライトなファンタジーを追加しても、名称が若干違う風にしかならない。客層にしても学生か、少し前まで学生だった様な人間が少なくないだろう。つまり、この内容で言えば生活そのものがロールプレイングである人間が多い事が予測される訳で、果たしてそれで金払ってまでやりたいのか、と言う話だ。

 まぁ可愛い女の子とクラスメイト気分で話したい、と言うのであれば別だが、それだったら普通にメイドカフェとか、もっと直球ど真ん中に学園カフェとか普通にあると思う訳で、わざわざロールプレイングと銘打つ理由に乏しい。

 そこで一つ提案だが、萌えだけでは無く、燃えを入れ、もっとロール面を強めたらどうだろう。

 ロールする内容を、ライトファンタジーからハードファンタジーに変更。店内にいる間は客は戦士だったり、魔法使いだったりする。追加料金を払えば衣装が借りられる。店員は女の子だけではなく、恐持てのお兄さんお姉さん(緩和表現)も沢山居て、彼や彼女と麦酒片手に血沸き肉踊る冒険談を離しながら、時には暴走して殴り合いの喧嘩の一つや二つも勃発させる。また敵モンスターを出現させて皆で蛸殴ったり、逆に客の一人を敵モンスターと見なし、雑魚キャラの普段一方的に殴られる痛さや怖さをロールプレイング(強制)させて見たりするのだ。そして名前はルイー○の酒場とかギルガ○ッシュ酒場とかそんな感じ。

 これだったら、金払ってでも行って見たいものだ。ここまで行くとカフェじゃないだろと言う話だがな。酒場だし。

 そういえば、藤子・F・不二雄先生の短編『休日のガンマン』と言うのが、上の様な話だったな。こちらは西部劇verだったが。確か、冴えない主人公が金払ってロールしに来て見れば、リアルマネー注ぎ込んだ人間が幅を利かせていて、結局外でも中でも何もやれないと言う事でやっている事は一緒だったと言うオチだった。

 これを読む限り、そもそもリアルでロールプレイングと言う事自体に構造的欠陥があるのかもしれない。

 まぁ、このカフェで言えば、TRPGやれよと言う話であるな。
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