上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 今回はタラちゃんことクエンティン・タランティーノ関連で二作程借りて来た。

 まずはその一作目『トゥルーロマンス』である。脚本にタラちゃんが絡んでいるのだ。
 さて、このトゥルーロマンス。日本語に訳すと『真実の恋』或いは『真実の愛』と言う意味合いだろうが、しかしその実やってる事はそんなロマンチックなものでは断じて無い。

 クリスチャン・スレーターとパトリシア・アークエットの二人がひょんな事から出会い、一夜で恋に落ちる、まではありがちなラブロマンスだ(書く分には、だが。実際は偉い展開が早い事に驚くだろう)しかしそこから先はてんやわんやだ。どうしようも無い理由で暴力に巻き込まれ、そこから逃避するべく数多の者を巻き込んで行くどうしようも無い二人の恋愛話である。

 だが、そのどうしようも無さの中にだって、いや中にこそ一縷の浪漫があるのだろう。それを我等がタラちゃんが幾多のネタ(ソニーだったけど千葉好きな主人公とか妄想で出て来る無駄に格好良いプレスリー等)を盛り込みつつ、先の読めさせない展開を繰り広げ、最後に往年の任侠張りの銃撃戦を勃発させながら綺麗に纏め上げている。この人のそう言うセンスは実に素晴らしいな。また、俳優がさり気に豪華なのもいい。サミュエル・L・ジャクソンとか端役にも程があるが。

 ただ参加は脚本の為、何時ものタラ映画を期待しているとちょっと白ける。監督が監督だからだろう、全体的に綺麗過ぎるのだよな。この映画は基本的にどうしようも無い男女が如何にしてハッピーエンドを迎えるかを描いたものだが、それが生かしきれていない様に思える。一言で言えばどうしようも無さが足りない。精々若気の至りに見えてしまう。

 と言う訳で全体的に悪くは無い、寧ろ面白かったのだが、物足りなさも感じた。これをタラちゃん自信が監督したらどの様な感じになるのか、ちょっと興味深いな。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tasogaremignon.blog79.fc2.com/tb.php/460-61c0839b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。