上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2007.08.17 ホステル
 タラちゃんことクエンティン・タランティーノ関連レンタル二本目は、彼が製作総指揮に携わったこの作品だ。全米No.1と言う触れ込みながら、自分がバイトしているゲオでは一本しかレンタル商品として並んでなかった。まぁ内容が内容だからそれも当然か。
 しかしこう断言して置こう。今作は快作である、と。内容を知っている者からすれば、こいつ暑さにやられて発狂したかと思われるだろうが、しかし自分は訂正しない。もう一度言おう、今作は快作である。

 まぁ快の字は怪に通じる訳だがな。公式HP(リンクは貼らない。あえて)を見た者は、今作がSAWシリーズ並の猟奇に満ちた鬼畜作品である事を知るだろう。確かに、猟奇的と言えば実に猟奇的だ。『国家ぐるみで人の命を売り、買い手が好き放題拷問して殺害する』等正気の沙汰では無い。この拷問シーンがまた凄く嫌だ。SAW3の様にねちっこい汚らしさ、気持ち悪さは無いが、じわりじわりと異国の地の怪しい雰囲気が周囲から迫り、一気に閃光を上げて襲い来る戦慄がある。序盤から中盤に掛けての展開は実に心臓に悪かった。見ている最中今自分の専攻で留学している同輩の安否が心配になったよ。

 だが至極単純に、嗚呼怖かった痛かった、で終わらない所が流石タラちゃんであり、そしてイーライ・ロス監督である。普通だったら拷問によるショックだけで映画を作る所だろうが、彼等は更に先に進んだ。殊、中盤から後半に掛けてはほぼ別の映画である。フロム・ダスク・ティル・ドーンの様な「俺はダイ・ハードを見ているつもりが気付いたらプレデターを見ていた。何を言っているか以下略」程では無いが、それでもかなり激変する。例えるなら、「俺はクロックタワーをプレイしているつもりが気付いたらメタルギアソリッドをやっていた。何を(ry)」と言う所である。

 この脚本の妙技が実に素晴らしいのだな。これ以上言うと最早完全にネタバレ(ここまででかなりネタが割れてるからな)になるで詳細は語らないが、見ている者の予想を裏切りまくる展開が待っている。死亡フラグ?何それ、食べ物?な展開のオンパレードである。この余りの逆転脚本っぷりには、自分で言うのも真に不謹慎なのだが、噴出さずには居られなかった(見ている者の為に言うと、イザベラ達を車で跳ね飛ばし、更に逆走して轢き殺す所である。正に車偏に楽しいと書いて轢殺だ。)。全く、笑いとは緊張の爆発によって生まれると言う一説を聞いた事があるが、その通りだと思い知った次第だ。

 と言う訳でこの映画は快作である。しかもSAWシリーズ(自分の知識が乏しい為にこれのみと比べてしまう事をお許し願いたい)の様な、嫌な後味は無く、きっちりと締めてくれる。よくよく冷静になって考えるとかなり嫌な終わり(前半で出て来るある台詞を覚えていると余計に)ではあるが、それでもただ痛々しく猟奇的なだけじゃない、映画的興奮と心地良い驚愕、そして所どころブラックなユーモアに満ちた作品であった。まぁ苦手な人は苦手だろうからお勧めはしないがな。

 そうそう、もう直ぐ2をやるそうだな。今作は見る見る言っておきながら結局見られなかった分、見に行こうかとも思っているが、その反面劇場でまた盛大に吹きそうなので微妙な所である。まぁ多分またDVDが出てから見る事になるだろう。その時が楽しみだ。

 しかしこれでタラちゃん関連映画も少なくなって来たな。後は、フォールームスと、ナチュラル・ボーン・キラーに、グラインドハウス/デス・プルーフか。ナチュラル~は余り評判良くなく、残りはレンタルで出てるのか出てないのか良く解らないのが辛い所だが、何時か一度は見ておこう。

 所でパルプフィクションがテレビで映っていた訳だが、もう一方の機関車が映る作品は何だろう。タラ絡みか?
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tasogaremignon.blog79.fc2.com/tb.php/462-157c3bcf
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。