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 ふとアクセス解析を見ると、『ヴェニスに死す 名台詞 タッジオ』で検索して来た人が居た。
 トーマス・マンのかの作品を読んだのはどれ位前だったか。彼是一年近く前になる気がする。短編だったが、濃厚な内容で面白く、実に名作だった。初老の作家アッシェンバッハ卿が波蘭から来た美少年タッジオに心惹かれ、一直線に堕ちて行く姿は滑稽であると共に書の道を志す者として深い哀愁を感じた。と、同時に、あの淡々としていながら美しい情景を醸し出しつつ死に行くラストには、これもまた良しと言う感慨を受けたものである。

 と言う様な事を思いつつ、独逸語専攻の教授と一緒に珈琲を飲みながら「ヴェニスに死す好きですね、自分は。」と言ってみたら、軽く引かれたがな。まぁ上で軽くあらすじを書いた通り、見ようによっては、と言うか殆どBLと言っても過言では無い内容だからな。森鴎外の舞姫を友人がラノベ及びギャルゲ化しようと試みたかの如く、エロゲ(泣きゲ)にしても全く違和感を覚えまい。引くのも解る。半ば慌てて、「でもトニオ・クレーゲルの方が面白かった」と言い繕って置いた。まぁ嘘では無い、本当の事だ。読んだ時、○(中、高、大)二病に掛かった者には、死の点を突かれる位の衝撃を受けるであろう。

 因みに言ったかもしれないが、BLに抵抗は無い。流石にリアルでは全く興味が無いし、ノー・ガチホモで実際いたらドン引きするが、文学、二次作品としてなら何ら問題無い。どちらかと言うとショタの部類に入るのだろうが、少年の中に少女を見ると言うその中間性及び背徳感にそそられるのだろうと思う。従姉から借りた花帰葬の花白君にはときめいたものだ。萩尾望都の『トーマの心臓』も好きだ。

 まぁ、銀雨ことシルバーレインをやっている者には、周知の事実と言えようか。

 と、この様に自分のそこはかとなく危うい趣向の暴露を前置きにしつつ、本題に入ろう。

 ずばり、アクセス解析の『ヴェニスに死す 名台詞 タッジオ』についてである。ヴェニスに死すは元々小説であり、且つ映画化もされたが、自分の記憶が正しければタッジオに台詞は無かった筈である。描写として話す様な所は見受けれらた(友達と笑い合っているだけだったかもしれない)が、鍵括弧付きでは無かった筈だ。アッシェンバッハ卿は独逸人だから、波蘭語は解らないしな。

 となると、アッシェンバッハ卿及び周辺の人物がタッジオと名前を呼んだ名台詞だろうか。最初に言った通り、この作品を読んだのは大分前になる為もううろ覚えだが、その様な台詞も無かったと思われる。

 そもそもそれ程台詞の多い作品では無いしな。トニオ中盤の押井守もびっくりな長台詞の様なのは。だから名台詞と呼べる様なものも無いと思うのだが、ただ一つ上げるとすればそこへと至る一連の描写も含めたアッシェンバッハ卿の台詞「君を愛している」だろう。あれには大いにときめいた。ぐはーっ、と。ぐっはーっ、と。

 と言う訳で、この検索者が何を求めてここ黄昏ミニヨンまでやって来たのか良く解らず、少し興味が沸いた次第。ミニヨン納豆程では無いとは言え。もう一度読んで(見て)置こうか。他にも読みたい作品は大いにあるが。と言うか、今だ魔の山に手を出せないでいるが。図書館にあるのがもう少し新しければまだ……な。

 所でミニヨン納豆だが、実は先程謎が解けた。

 どうやらこれの事を探していたらしい。

 ミニヨン納豆では無く、納豆ミニヨン。逆であった訳だ。それに気付かない自分もどうかと思うが、納豆にそんな名前を付けるこの商店街もどうかと思った。これはあれか、ガンパレードな聖地こと熊本の住人はミニヨン萌えの同士と思って良いのか。まぁそれは兎も角、こちらもちょっと興味が沸いたので、金のある内に通販(出来るなら)してみようかと思っている。ちょっと出来かねる様だ。残念無念また来週。

 
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