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2007.10.21 パニッシャー
 ピーターパーカー青春白書第三弾こと、スパイダーマン3がレンタル開始された。我がゲオで入れていた二十本が即座に空ケースへと代わった様に、うちのBlogでも蜘蛛男で来る人が少なからず居る様だ。ただ、その中で「MJ ブス」なるワードと一緒なのも散見されたがな。皆心が黒いな。まぁ大丈夫、理も思っているから。

 そう言う訳で、今日はアメコミ繋がりで先日見た『パニッシャー』の話でも。ウォーハンマー三部作については、今日漸く二巻を読み終えた所なので、今度また三巻を読み終えた時に一気に書く事にする。
 さて内容だが、何と言うか、偉い中途半端な感じを受けた。

 つまらない訳では無いのだが、面白いのかというと首を傾げたくなる。

 それは単に、主人公であるパニッシャー=フランクと、その最大の敵であるセイントに問題があると思われる。

 まずフランク。元潜入捜査員である彼は、かつて捜査中に誤ってマフィアであるセイントの息子を死なせて、その抱腹により妻子含む一族全員を皆殺しにされてしまう。

 それ故に復讐(本人は制裁と言っているが、どう見ても復讐だな。その矛盾は皮肉か本気で言っているのか。まぁ、法や道徳なんてものも感情的なものに過ぎないのだが)の鬼と化してマフィアを追う訳だが、その割にはどうも間が抜けているというか、甘さが見られる。人間味や葛藤というよりも甘さだ。愛する者を奪われたのに平気でパンケーキの朝食喰ってたりするのは如何なものか。

 これと同じ理由で、ボロ屋の三人組も要らないね。原作ではどうか知らないが、彼等の居る意味(特に男二人)がさっぱり解らん。グダグダになるだけでは無いか。女の役目も妻に負わせられるべきものであり、重要な存在とは言えないな。

 それからセイント。ジョン・トラボルタ演じるこのマフィアのボスが、今作の最大の敵であるのだが、どうにもこうにも小物臭い。そもそも報復の為に一族皆殺しを命令したのはこいつの妻の方なのだからな。

 そんな人物であるからして、フランクと比べると、ちょっとキャラが弱い。ちょっと、というかかなり、と言うべきだろうな。はっきり言えば、トラボルタの無駄遣いである。復讐鬼に対して人間味のある悪役を描きたかったのかもしれないが、そういう風に捕らえるには余りに悪党過ぎる。つまり、小悪党以外の何者にも見えないのだ。

 映画の肝とも言うべき主役と敵役がこの様にどうにもこうにも抜けている感じである為、映画自体もいまいちな感じが否めない。ジャケットで格好良く対峙している二人を想像すると、その落差に少々唖然とするだろう。だが、それでも銃撃シーンとかは見応えがあったし、心情の描き方も良かったかなと思う。セイントを嵌める罠もエグくてなかなかだった。

 何やら2の製作も決まったそうだが、筋自体はいいので上の問題点を考慮して、煮え切らないフランクから変貌したパニッシャーが、最初から最後まで情け容赦なく悪党をぶっ飛ばして行く風にすれば、テーマとも合致するし、映画としても面白いと思うのだが、どうなるだろうかな。
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