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2007.11.08 28日後...
 文化祭が一段落した所で映画日和に。今回は、ダニー・ボイル監督で「28日後...」。
 確かもう休刊になった『宇宙船』にてゾンビ(実際は凶暴化ウィルスの感染者であり、ゾンビと言われている訳でも無いが、その描写は明らかにゾンビであるし、世間からもその一種或いは亜種という認識の様だ)映画として初めて、のたくた歩くだけだった生ける屍を全力疾走させたという事で話題になっていた事を覚えている。

 そう言う訳で、ちょっと気になっていた所に見てみたのだが、確かに良い映像だった。

 まず冒頭で緊張感溢れる研究室での一幕を描かれ、次に無人と化した倫敦を彷徨う主人公のシーンへと移る。この緩急の付け方が印象的であり、また静まり返った都心やそこから見える夕陽は実に美しかった。

 そして俊敏極まりない感染者の登場。最初は往年のゾンビ的アクションを見せるも、直ぐに物凄い勢いで奔り出すその姿はなかなか怖い。またく、わざと突発的出現や大きな音を立たせない様にしながら行き成り現れ、行動するという描き方をされており、これがまた気付いた時にはもう出現していたという静かな驚きを感じさせずにはいられない。ただショックを与えようとしたり、おどろおどろしく描くよりも、今作のテーマにあった良い描き方だと思う。

 他にも色々な所でセンス溢れる映像を愉しむ事が出来るのがこの作品の一つの売りだな。

 脚本の方に目を向けると、割合ありがちかな?いやゾンビものというと、バイオハザード……これをゾンビものに入れる事には大いに異論があるだろうがあえて言えば……位で、ロメロのゾンビがどの様なものなのかは恥ずかしくも良く知らなかったりする。まぁ、この手の手合いでは直ぐに思い付く様なものだろうか。ただ、それを飽きさせず、テーマを繁栄した上で良く映像にしたと思う。

 そして、そんな普遍的内容からは(奔るゾンビの様に)少し捻られた、映像センスを如実に現すラストは個人的に結構好き。DVDだと、二つのエンディングが入っている訳だが、本編ラストの方がいいね。実にゾンビものらしからぬ一抹の爽やかさが素晴らしい。地獄から今日はなんて特にな。

 という訳で「28日後...」だった。ホラーというと微妙だが、個人的にはなかなか楽しめた一作である。
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