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 お次は最近シリーズ二作目『宇宙の果てのレストラン』まで読んで嵌った銀河ヒッチハイクガイドの映画版をば。これも確か『宇宙船』で存在を知ったのだったな。余り大きなサイズでは無かったけれど、アーサーとマーヴィンが転移装置の中で荒涼としたマグラシアを眺めるスチールが印象的だった。
 さて。

 原作の方は実に英国らしいシニカルな皮肉たっぷりのユーモアに満ちたドタバタSF作品であり、その様なものが大好きな理としては、かなり面白く読ませて頂いた。その映画化となる今作であるが、かなりの改竄が行われていながら、なかなかどうして原作の雰囲気が出ていた。

 行き成り始まるイルカ最期の大合唱([『So Long,So Long,So Long……は、一度聞いたら忘れられないだろう)や、地球生命が如何にちっぽけなものかを如実に示しながら一瞬で消失する地球の最期、ポップ且つスタイリッシュに変更された銀河ヒッチハイクガイドのデザインと映像、無限不可能性ドライブに伴う変化、惑星を製造する惑星マグラシアの姿など、登場人物含めてイメージとは大分違うのだが、それでも良く映像化していると思う。

 脚本的には、シリーズモノでは無く銀河ヒッチハイクガイド単品の映画化であった為か、マグラシア及び究極の答えを中心に一本筋の通った話に変更されていた。まぁあのまま映画化したらちょっと取り止めが無さ過ぎるので、この変更は良いと思う。少し詰め込みすぎな感もあるが、あれ位でも別に問題なかろう。

 ただラストのあのオチだけはちょっと頂けない。わざわざその為に副大統領なんて作らなくとも良かった気がするのは自分だけではあるまい。(特に重要なシーンが削除されているのも痛い所。あれは特典見ないとちょっと解らないのではないか。)

 それを差し引いても、上手く映画化したものだ。日本では何だか全然話題にならなかった様だが、原作と一緒に見るべき良作であろう。かく言う理は、まだ最終巻も外伝も短編も読んでいない訳だがな。お金が無いというにおのれ図書館。

 因みにDVDメニューに付いている『無限不可能性ドライブ』は、ランダムで特典映像の何処かに跳ぶものであるが、ごく稀にここからしか行けない特典映像が見られる様だ。チャプター番号は『42』であり、内容はディープソートが見ていたアニメの続き。なかなか意味深だが多分意味なんて無いのだろう。ただ、感想を見ると、これに触れられている所が無いので、もしかしたら自分が見逃しただけかもしれない。それだったら実に恥ずかしい事だが、まぁそんな所もガイドチック。
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