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 今か、さぁ今かと待っていた、Sound Horizon5thアルバム『Roman』の試聴曲第一弾(と言う事は他にもまだ出るのだろう)『焔』が公開された。歌うのはRIKKI、じまんぐ、そしてナレーションとして若本規夫と行き成り濃い面子である。
 さて、早速聞いてみた訳だが、普通に良い。この場合の”普通”とは、歌謡曲として普通であると言う事だ。若本のナレーションが入る以外は本当にポップな曲である。これはこれで良いが個人的にはもう少し……まぁ今回公開されたのが全てではあるまいし、初っ端から飛ばす訳にも行くまい。

 それはさておき、早速耳コピ(一部抜かして合っている、と思う)した歌詞を元に深読みをしている。

 最初は、鐘の音とコーラスの後で、若本のナレーションが入る。

幾許かの平和と呼ばれる光 その影には常に悲惨な争いがあった

葬列に参列するものは皆 一様に口数も少なく

雨に濡れながらも歩み続けるより 他には無いのだ


 一様に、の部分が少し自信無い。イチジョウに、とも聞こえる。

 どうも戦争或いはそれが終わった後を歌ったものらしい。『葬列』『雨に濡れながらも』で少し思い当たる部分があるが、この部分ではまだ何とも言えぬので、ここは置いといて次に進もう。

 若本のナレーションが終わり、RIKKIによる歌が始まる。

 で、ここで気になったのが、

眼を閉じて闇に 吐息を重ねる

ねっとりと堕ちた髪が 歴史を操る


 である。

 後者の方はかなり自信が無い。『髪』と言うのは聞き取れるのだが、その前がいまいち良く解らない。ねれっとも聞こえる。が、そこは重要なのは『髪が歴史を操る』と言う表現だ。

 『少年は剣を…』の『終端の王と~』の挿絵にて、白い翼を生やし大空へと舞って行こうとする少年に絡み付く様に黒い髪の様なものが描かれている。背面に描かれた姿や歌詞を見るにこれはクロニカ様、そして同時に黒の予言書(或いはそれと類似する何かか)を示唆しているのは明らかだ。

 それを踏まえるとどうも彼女が絡んでいる様だが、だけとも思えない。次の歌詞だ。

気付けば 道程は常に苦難と共に逢った

違えられぬ痛み等 何一つ訪れないものさ


 違え→たがえ である。

 苦難の道程と言うと、思い当たるのがある。Chronicle2ndの『辿りつく詩』だ。違えられぬ痛みと言うのも、ルーナ=バラットが辿りついた道を思えば解るものでは無かろうか。焔等と言う単語も、この歌のナレーションには盛り込まれていた。

 もう一つ、気になる歌詞がある。

喜びに咽ぶ白い朝 悲しみに嘆く黒い夜 

我等が歩んだこの日々を 生まれる者に繋ごう

瞳に映した青い空 涙を溶かした青い海

我等が愛したこの場所を 愛しい者に残そう


 サビに当たる部分で、RIKKIとじまんぐが歌っている部分だが『我等』と歌っている事だ。

 ルーナとエンディミオンである事も考えられるが、少し腑に落ちない。

 そこで思い返して欲しいのが、若本が語った『葬列』と言う言葉だ。居たでは無いか。かつてルーナらと関わり、愛する第二の祖国を護る為に戦い、忘れえぬ風景を思い描きながら、志半ばに倒れた英雄が。Albers Alvarezである。また、聖戦と死神第四部の後半、ルーナ=バラットが捧げた墓碑銘が語られる時、鐘の音と共に雨音も聞こえているのだ。

 つまりこの歌は、辿りつく詩から聖戦と死神(クロニカが絡んでいる事を言えば書の囁きを含めて)ブリタニアでの一連の物語を評して歌ったでは無かろうかと思われる。我等とは恐らく、Albers Alvarezとその恋人Charlotteでは無かろうか。或いは、ブリタニア女王Rose Guine Avalonとも考えられる。寧ろこちらの方が良いだろう。

 試聴曲だけでここまで深読みするのもどうかと思うが、さてさて当たっているかどうか。
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