上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 レンタルで見て、テレビでも見た作品だが、DVDが安かったので思わず購入してしまった。
 色々と言われており実際突っ込み所満載な訳だが、個人的に大変お気に入りの一本である。

 まず何と言っても設定がいい。十九世紀ヴィクトリア時代の英雄達が集い巨悪に立ち向かうというのが、実にドラキュラ紀元的であり、歴史を感じさせて素晴らしい。実際、自分はその中の半分の元ネタも読んでいないが、こういうのは心が滾る。思えば結構その様な虚実の登場人物を入り乱らせる手法は結構ある訳で、そう言ったスパロボ的或いはKOF的お祭り展開に燃えるのは万国共通であるのかもしれない。

 その英雄達がまた有名ところが揃っていて面白い連中ばかりである。流石に七人の主役全てを引き立たせるのは難しかったのか、(元ネタを知らない為だろうが)上手く回収し切れていない伏線なんかもあったが、それでも二時間程度なら充分だと思われ、そのキャラの、時代を感じさせる会話や掛け合いを愉しむ事が出来るだろう。個人的にはやはり大御所、貫禄溢れるショーン・コネリー演ずるアラン・クォーターメインと、二代目透明人間ロドニー・スキナー、ドリアン・グレイが好みだな。いや他の連中もいい感じだけれど。

 そんな彼等が大暴れする映像やアクションも、少々安っぽくちょっとありえない所(水中で叫んでるのに気泡ところか振動一つしない、雪の上を歩いても足跡も足音もさせない透明人間、というかロドニーの存在全般)なんかもあるが、そんな部分も含めて大変ボンクラを熱くさせる要素が目白押しである。

 特に中盤の山場、ヴェニス崩壊を阻止するべく水の都を自動車で疾走するシークエンスは、理の趣向にがっちりフィットし、かなり滾った。後半の同キャラ対決も悪くは無かったが、敵役が敵役なだけに……テーマ的には仕方が無い部分もあるのだが……やはり、中盤の方が面白いな。古都崩壊+疾走感=大喝采である。

 正に素敵の一言に尽きる。やっぱ、都市と歴史的建造物は壊さなきゃ駄目だよね、完膚なきままに。

 という訳でリーグ・オブ・レジェンド。古き良き十九世紀が好きで、ハリウッド的大味且つケレン味溢れるアクションを愉しめる人には是非お勧めの一本である。少しニュアンスは違うが、ヴィドックジェヴォーダンの獣辺りと一緒に見ると宜しいだろう。

 あー、しっかし、紀元はいい加減映画化しないだろうか。脚本書いて送って断られてるとか何とか聞いているが。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tasogaremignon.blog79.fc2.com/tb.php/583-dcaba0dd
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。