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 祭り二番目は、『ニューワールド』、新世界である。因みに独逸語にすると『ノイエ エールデ』だが、周囲にある同機構の機械を停止させる心臓の事でも無いし、当然ながらそれの担い手である老け顔スキーのたんぽぽ娘も出ては来ない。というか、このネタ何人通じるのだろうか。
 内容は、亜米利加先住民、というよりも寧ろディズニー映画として有名な気がしてならないポカホンタスが、入植者達と出会い、その一人ジョン・スミス大尉に恋をし、別れ、その後にやって来たジョン・ロルフと結婚して、英吉利を訪れるまでの物語を描いたものである。

 スミスとの恋と別れが前半で、ロルフとの出会いからが後半に当たる。因みに前半は殆どスミスが主役だが、後半になると一気に彼の出番は無くなり、最後にちょろっと出て嗚呼そんな人居たよね、という気持ちにポカホンタス及び観客共々させてくれる偉人である。

 そんなスミスを演ずるのが我等のクリスチャン・ベール、では無く、コリン・ファレルだ。ベールはロルフの方である。何だ主役でも主演でも無いのか、と思われるかもしれないが、物語と史実で最終的に結ばれるのは彼の方であり、今作でもなかなか素敵に格好良い演技を見せてくれる。後半の出番も彼が持って行くので、まぁどっこいだ。

 さて、俳優に関してはこれ位で、肝心の映画の内容の方に移るが……ぶっちゃけ環境映画だ。

 最初から最後まで豊かな自然の、そしてそれと相反する猥雑な都会の風景が、ドキュメンタリー風の画で、穏やかな音楽を伴って映し出される。これがまた良い感じに眠気を誘うのだ。プレステージ見た後に続いてこれを見たのだが、不覚にも途中で寝てしまった。

 その意味で、あの2001年宇宙の旅』にも匹敵する作品と言えよう。正直あれもかなりきつかった。

 で、頑張って最後まで見た後で言えば、今作は新世界に触れた者達の物語である。DVDのパッケージやあらすじ、また結構な感想なんかを見てもラブストーリーとしているが、それは一要素であれテーマでは無い。

 スミスから見た新世界・亜米利加大陸とそこで出会った先住民の少女ポカホンタス。その彼女から見た新世界である英吉利からやって来た男との出会いと別離。その後でのロルフと出会い、実際に新世界・英吉利へ行く。

 そこで得た体験、知識により、どう心が変化し、成長して行くか。

 まぁ、それに徹し切れている訳でも無いが、それが本作の主題である。

 それが言葉では無く映像で描き出されている訳で、最後まで見て嗚呼、そんなものかなと感じるものはあったが、どうも自分の肌には合わなかったな。寝てしまった時点で駄目だと思ったが、まぁ駄目であった。

 そう言う訳で、言葉で説明出来る様な作品では無く、見る人によって変わる類のものだから一概には言えないが、お勧めはし兼ねる。比較的ポカホンタスの描かれ方が史実とされるものに近い(それでもまぁ映画的に着色はされているが)ので、その辺りの歴史に興味がある人間は見ても良いのでは無かろうか。
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