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 理は、何やかんやと偉そうな事を言っているが、根本的にはボンクラ人間である。で、あるからにして、この設定といい、絵面といい、B級の匂いがぷんぷんする『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』には放映時より期待していた。
 とかいいつつ映画館に行く事は無く(この辺りが、まぁボンクラの由来だと理解して頂ければ)バイト先にて借りて来たのであるが、いや期待通りの面白さだった。

 何よりも気に入ったのがその設定である。源平合戦から数百年後という時代設定に、西部劇と時代劇を合わせた様な人々の服飾や武装は自分のツボであり、その活劇には楽しませてもらった。

 ただ個人的に、タラちゃんも出ている事であるし、もっとこう、ロドリゲス的な変態銃器を出しても良かったのでは無いか、と思ってしまったがな(それこそ、トライガンのMチャペルレベルの事はして良かったと思う。タラで)。使い手が使い手だったので、ガトリング砲だけでは物足りなかった。与一のボウガンも、全然活躍しなかったし。

 それでも漫画的シチュエーションとして良く見受けられる、拳銃対日本刀によるラストバトルはそそった。と言いつつも、そのオチに関しては、もう少し欲しかった所だが。伏線張ってあったのだから、あのBBの銃を受継いた二丁拳銃で、斬り込まれる刀を真剣白羽取りしてみせるとかやって貰いたかったな。

 話としては悪くは無かった、という所。色々な登場人物に視点を置いて語られたり、過去のシーンを挿入する点は好きな手法なのだが、前者に関しては一人一人に集中出来ていない印象が。また、一部の人物がギャグに走り過ぎているのも、頂けない。特に、清盛と弁慶、保安官、それから与一は、もっとちゃんと描いて貰いたかったのだがな。タラちゃんの薀蓄とか、義経の切れっぷりなんかは面白かったんだがね。

 という訳で、脚本としては、もっと手を入れて貰いたい所であるが、そもそもこういう異色の作品を撮ったという点が、理としては嬉しい限りであり、最初に言ったとおり、その設定や活劇において楽しむ事が出来たので良かったかな。西部劇ネタが随所にある様だが、自分としてはちょっと解らなかったので、その辺りを知っている人にとってはもっと楽しめるかもしれない。或いは憤慨するかもしれない。どちらだろうか。

 後今思いついたのだが。この映画を見る一番良い見方は、ワイルド・ワイルド・ウェストと同じ見方では無かろうか。というか、実際自分はそう見ていた訳で、これも愛すべき馬鹿映画として記憶に留めておくべきかと。
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