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2008.02.22 ロケットマン
 キック一発!!!!弾丸百発!!!!

 火の付いたロケットはもう止められないっ!!!!

 という訳で、今アクション映画としてはかなり熱いタイより、『ロケットマン』を見た。
 そもそも存在を知らなかったのだが、偶然DVDでレンタルされているのを発見。あの『マッハ!!!!!!!!』のスタッフが撮ったといううたい文句に、上の素敵極まりないキャッチフレーズ、加えてムエタイ+爆竹ロケットで戦う主人公という余りに素敵な設定に、即借りしてしまった。その後で公式の予告見、余りの桃白白っぷりに嫌が応も無く期待を高ぶらせて、いざ鑑賞っ!!!!…………

 (・3・)あるぇ~!?

 予想に反して、アクションもストーリーもいまいちの出来だった。

 何というか、全体的にキレが無い。主役以外が余り動けておらず、更にスローモーションとワイヤーアクションを多用(特に前者。緩急を付けるのは大事だが、しかしあれは限度がある)している為、非常に動きがもっさりして見える。その主役のダン・チューボンも、『七人のマッハ!!!!!!!』の時はこんなものでは無かったと思う(まぁ素の実力的に、トニー・ジャーには劣っているとも思うが)し、それに、皆もだが、命を賭けているという感じが全然しない。見ている者に「これ絶対死人出ているよね」と思わせる(実際出たかどうかはさておいて)程の激しさが足りないのだ。ストーリーもありがちなもので、まぁそれは別に良いのだが、面白くない下ネタや歌なんかを挿入している為、陳腐に見えてしまう。ラストバトルや、ロケットを使った設定、攻防はそれなりに良かったのだが、しかし前作と比べると霞んで見えてしまう。勿論、これは見慣れてしまったという事かもしれないが、それでもちょっと弱いな。これらを纏める音楽も一曲の使い回しが多く、それも燃えるに燃えられないお間抜けな音だ。先の歌と合わさって、インド映画を見ている気分にされたものである。

 一体どうしてしまったのだろう。『マッハ!!!!!!!』では超絶ムエタイアクションとタイで仏像に手を出すべきではないという教訓、『七人のマッハ!!!!!!!』ではそれに加えてスタントマンの限界とタイ国民に手を出すべきではないという教訓、『トム・ヤム・クン』では更にアクションが齎す究極の恋愛とタイで象に手を出すべきではないという教訓を感じさせて貰い、理にタイヤバイマジヤバイと思わせてくれたというのに。タイ人の原動力はそのハングリー精神で一度裕福に成ると大抵はそれでおしまいと聞くが、それが発動してしまったのか。

 そう思った所で気が付いた。

 これ『マッハ!!!!!!!』と監督違うでは無いか。しかもそのプラッチャヤー・ピンケーオは絡んでもいない。

 嗚呼なんだ、そうか、スタッフ一緒なだけで監督は違うのか。そりゃぁ駄目だなと安心した。

 という訳で、今作は正直微妙である。予告編だけを楽しむのが吉で、そしてこれを借りるならば以前公開されたムエタイアクション映画の三本の内、どれでも良いから借りて来て、その妥協なき姿勢を見るべきだと思うね。
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