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 [スコピエ 13日 ロイター] マケドニア南部ビトラの裁判所は、養蜂家からはちみつを盗んだクマに有罪判決を下した。ただ、クマには所有者がおらず、保護動物にも指定されていることから、養蜂家に対しては国が14万デナール(約35万円)の損害賠償を支払うよう命じている。

 勝訴した養蜂家はドネブニク紙に対し「クマが怖がると聞いたので、撃退するために照明や音楽を使った。そのために発電機を買い、辺りを照らして音楽をかけた」と語った。

 ただ、その後の数週間は効果があったものの、発電機が使えなくなって音楽がやむと「クマは再びミツバチの巣箱を襲ってきた」という。

 クマの居場所などの情報は明らかになっていない。


 動物乃至は昆虫が、人間同様の裁判に掛けられ、判決を受けたという事例は、中世において結構あった事であり、またそれは基督教的文化に則って行われた、つまり裁判を行う事で罪を犯せば罰を受けるという因果を民衆に教育する効果があった様で、現代の我々からするとふざけているとしか思えぬものでも馬鹿に出来ぬ意味合いを持っていたそうな……のだが、この事件は何かそういう深い繋がりとは関係無い気がする。

 馬其頓(こう書く事を始めてしまった。ネタの為に覚えておこう)の人々を馬鹿にする訳では無いが、これは裁判の教育性云々というより、単純に被害が出たから訴えて見ましたというものだろう。賠償をせしめる事が出来た点に置いては極めて因縁大国・亜米利加的なのだが、それはクマが保護対象であったからであり、そうでなければクマの方に何らかの罰則が設けられたのでは無いか、と考えてしまう。

 まぁかつての動物裁判も、被害を受けた農民、民衆の要求によって行われたものの様で、人間悪い事があったらその原因に対し訴えたくなるというものなのだろう。たとえそれが人間以外の生き物であっても。そして愉快にも哀しい事に、罪による罰を期待してしまうのだ。

 最近某国がきな臭さを増している中で、純粋な人間性を感じられる、なかなかに微笑ましい事件であると言える。何、どうせ訴えられた方は、そんな事などそ知らぬ顔で餌を取っている事だろう。

 余談だが一瞬馬其頓を阿弗利加の何処かの国かと思ってしまった。征服王イスカンダルの出身地なのに、失念していた。まぁ、きっと、そう思ってしまった人間は理だけでは無いだろうがな。いや、そうに違いない。
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