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 『ロシア版マトリックス』なる触れ込み、且つ露西亜国内ではそれなりに高い評価を受けている事が気になり、先日続編である『デイ・ウォッチ』がレンタル開始されたのを機にして『ナイト・ウォッチ』を見る。
 さて、その映像表現において、マトリックスと比較されている今作だが、そこまで凄くは無い。ありていに言うならば、露西亜人がそれなりの予算を持って撮ったサスペンス風味のホラーアクション映画、だろうか。アンダーワールドとかに少し似ているかもしれない。後、世界観的にコンスタンティン辺りもかな。

 その様に、露西亜というイメージとは少し離れた今作だが、どうも造り手側に不慣れな印象を受けたな。大規模な展開を二つも三つも単独で盛り込んだ脚本は消化不良気味であったし、演出的にも何がしたかったのか良く解らない部分が多々見受けられる。上で、それなりの予算、と言った様に、映像も地味ならばケレン味も薄く、ここら辺りは娯楽と活劇を追及してきたハリウッド作品とは比べくもあるまい。要所で見るべき所はあって(特に導入部分は素敵だった)良かったのだけれど、そこで予算が尽きてしまったという感じだな。

 ただ、テーマや雰囲気はなかなか悪くなかった。薄暗い映像の中では、特殊な能力を持ち、協定を結んだ中で、光と闇の勢力に分かれて争い合う『異種』達のフリークスとしての哀愁が出ていたし、呪われた女も、読めたとは言え、そのオチは面白かった。

 後、GMNさんも言っているが、こう言った映画が露西亜で撮られたというのは、確かに興味深い。

 露西亜のイメージがしない、と書いたけれど、じゃぁ露西亜のイメージって何だというと、これがまた出て来ない。ただ、それでも、こういう映像及びアクション重視(それでも何処か、独逸とは違う意味での堅物的印象を受けたが)の作品では無いと思う訳で、この様な作品を取った監督にシンパシーを覚えた。露西亜って、結構日本の漫画が好きなオタク国家らしいから、その影響かもしれないけどね。

 そういう訳で『ナイト・ウォッチ』であった。決して凄く面白い作品では無いが、結構好きな映画ではある。多分予算的には上がっているだろう、デイ・ウォッチがどの様な出来になっているか、大変気になる所ではある。
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