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 今作『ライラの冒険 黄金の羅針盤』の評価は、我がバイト先においては二分されていた。『どう見てもナルニア、エラゴンレベルです本当に(ry』派と、『いやいやナルニア・エラゴンよりはマシだろJK』派である。圧倒的に前者有利で、後者は理しか居なかったのは、公然の秘密だが。

 そういう訳で先日DVDをレンタルして見たのであるが、
 うん、なかなかに悪くなかったと思う。手放しで褒められないけれど、好きだと言い切れる作品、かな?少なく見積もったとしても、開始十分で思わず見るのを止めてしまったナルニア第一章(耐え切れず、停止を押してしまったのは、現在それとキャット・ウーマン位である)よりかは良かったと思う。

 確かに、映画的完成度としては余り高くは無い。特に一時間四十分弱という尺の短さで、あれだけ詰め込むのはなかなかに苦しく、説明不足の感もあった。が、まぁ原作付きと考えれば致し方無いだろう。

 個人的に評価しているのは、映像化された世界である。原作を未読である為に、何処まで準じているのかは知らないのだが、あれは良かった。魔法的な議論が科学的に証明されていて、それが実際の社会で遣われているというのが一目で解る都市の景観、青いスパーク状のエネルギーで動く飛行船に三輪馬車、その社会的恩恵が届いていないスラムに匂い立つ漁村の姿は、変機械スキーで架空歴史大好きボンクラーの血がにわかに騒いだものだ。 ラストバトルもあんな雪原などで無く、あの都市部で、それもリーグ・オブ・レジェンドのヴェニス大崩落並の破壊を持って行ってくれたならば、更に狂喜乱舞したのだが。

 それから、うん、まずはこれを言っておくべきだったかもしれないが、ダイモンという設定も心惹かれるものがある。児童向けであるが故に血を出さない代わりに、ダイモンの消失で死を描くのも面白い描写だ。まぁ、しかしそれが人型だったり特殊能力持ってたりしてしまう日本人と比べると、まだまだではあるがな。

 登場人物達も、一癖あるのが多くて良かったか。ファンタジー世界の癖に一人だけマカロニ・ウェスタンやっているいいセンスなリー、誰がどう見てもニマナ2/2ってレベルじゃないよろい熊イオレク辺りが好みかな?

 そしてライラことダコタ・ブルー・リチャーズ。DVD特典のプロフィール曰く、抜擢された理由である『知性と野生を兼ね備えた自由奔放さ』というのをあの作品の中で見出すのは少し苦しいが(野生は元より、知性は、ちょっと違う気がする)外見だけで言えば確かにそれも窺い知れる訳だが、しかし可愛いじゃないか彼女。映画でドキリとしたのは、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』でヒロインやった時のエミリー・ブラウニング(異論在り)と、『ヴェニスに死す』のタッジオことビョルン・アンドレセン(異論大有り)で三人目であり、本家ダコタより見た目的にはこちらが好きだ。。今作が映画初デビューらしいが、これからも頑張って貰いたい所である。

 という訳で、ライタの冒険だった。見返してみれば解る通り、物凄い個人的に趣味趣向が合致したという理由が多分に強く、映画的には微妙なので何ともだけれど、その観点から言えば良さげな作品ではあった。これも例の如く三部作らしいので、続編が出たらまた見ておこうか。
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