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2006.11.18 悪臭厳禁
[ベルリン 16日 ロイター] 悪臭が原因で飛行機の乗客からクレームが発生、客室乗務員から飛行機を降りるように言われた男性が、航空会社を相手取り損害賠償を求める訴えを起こした。しかしドイツの裁判所は木曜日、この男性の訴えを棄却したという。

ドイツ西部の都市デュッセルドルフで行われた上訴審で、裁判所は「この男性客を飛行機から降ろしたのは、英国航空の権利内で行われた対処方法だ」との判決を下した。離陸前、男性の隣に座っていた女性客が客室乗務員に「臭い」とクレームを訴えたという。

裁判所関係者は、「乗務員が新しいシャツに着替えるようお願いしたが、荷物を預けてしまって取り出せない状況であることがわかりました。このため、飛行機から降りるように言われたのです。離陸約2分前のことでした」とコメントしている。

英国空港は、隣に座った女性だけでなく他の乗客からもクレームが発生していた、と発表している。

この男性の職業は顧問弁護士で、妻と一緒に英国航空を利用し、ハワイからロサンゼルス経由でドイツに帰国する予定だったという。

ロサンゼルスで余分な一夜を過ごしたことにより、男性は収入を一部失うことになった上、妻も休暇を1日無駄に過ごしたと主張。今年初めに損害賠償として2200ユーロ(約33万円)の支払いを英国空港に要求、デュッセルドルフの下級裁判所に訴えていた。

裁判所関係者によるとこの男性は、「気温29度の暑い中、3つのスーツケースを運んだ上、クーラーの無い空港ロビーで2時間も待った。汗をかいて当然だ」と主張しているという。

しかし裁判所は、「他の乗客に迷惑を掛けたのは事実であり、英国航空が男性に飛行機から降りるように要求したのは当たり前のことだ」との判決を下した。

上訴審での判決は男性が未出廷のまま下された。男性は「交通渋滞」が原因で裁判に間に合わなかったと話しており、さらに上訴権があると主張しているという。

英国航空は昨年、アメリカン航空との下請け契約を結んでいる。アメリカン航空のウェブサイトには、「身体障害、および病気が原因である場合を除き、他人に不快感を与える臭いを発する人物に対して、飛行機への搭乗を拒否するケースがあります」と書かれている。

一方、英国航空は「荷物、もしくはお客様自身が他人に不快感を与える可能性がある場合、搭乗をお断りすることがあります」としている。


 飛行機は色々と話題を提供してくれるな。

 一泊する羽目になったと言う金銭的損失を理由で訴えた所まで読んで、公然と体臭を指摘された事による心的損害が理由では無い辺りに独逸人らしさとちょっとした不条理を感じたのだが、成る程、法的に悪臭漂わせる存在はお断りであるのか。

 この場合体質として体臭が拙い人間はどうするんだと思わないでも無いが、そこは不潔だからと風呂に入らず(この事実は16~18世紀で米国から来た梅毒…当時は混浴銭湯が主流だ…及びペストの感染を防ぐものであったらしく、不潔と言うのは強ち間違いでは無い)肉ばっかり食べてきつい体臭香水で誤魔化した歴史を持つ欧米らしい判断と言えるだろう。

 まぁしかし、密閉された空間で悪臭を嗅がされる方の身としてはたまったものではあるまい。白トリュフシュールストレミングが航空に持ち込み禁止なのも解る話だし、今はテロの危険もあるのだ。

 かく言う訳で、飛行機に乗る時はしっかりと風呂に入り、心配ならば香水の一つでも吹き掛けて行くと宜しいだろう。それはそれでむせかえりそうな気もするがな。

 しかし、世の中にはこの様な人間もいるのだが、英国航空としてはどうなんだろうな。
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