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2008.12.30 俺のミニヨン
 昨夜バイト先でクレームが起こった。まぁクレーム等毎度何時も起きているのだが、今回はちょっと規模が大きい。普段であればカウンターで処理しているのだが、責任者を呼べというレベルにまで。しかもそのミスは、まず間違いなくこちらが原因であり、また応対した自分の接客態度(責任者不在の中、一番発言力を持っていた人間にしては優柔不断すぎた)にも難がある訳で。最終的に責任者へ丸投げしたとは言え、実に胃が痛い限りだった。

 だが店側から見て、それがどうにかなかったのか、というと微妙な所だ。言い訳か、と聞かれれば勿論言い訳だが、発端はほんの些細な、誰しもがし得る些細な見落としだった。そういった見落としや、また杞憂となってしまった気遣い等が他にも幾つかあり、今回のクレームが発生したのであるが、それをこの時期に是正出来たかというと、仕事量と従業員の数からすれば、正直無理である。そんな言い訳ついでに、実際に働いている末端の人間から言わせて貰えば、現在の仕様ではそのミスを見つけるのはほぼ不可能でもあるのだ。

 確かにミスしたこちらが悪く、客がクレームを出して来たのも解るのだが、しかし同時に、仕方が無かった、どうしようも無かった、という気持ちもあり、そのどちらも充分理解出来るから、今考えても本当に胃袋が軋む。

 で、精神的に疲労困憊した中、最終的には、この様なミスが起きてしまう状況を作った上が悪い、という風に……勿論冗談交じりで……仕事先では結論付けられ、実際下っ端としてはそう思う気持ちも嘘偽り無くあるのだけれど、だが上の人間の考えというのもまた、良く解るのだよな。完璧な成果よりも、多かれ少なかれ失敗していいから数をこなすという精神。それ位なら何の問題も無い、という大略的視点。自分でもそうするだろう。

 では結局誰が悪かったか、というと、誰しもにその原因があり、不運が重なったというより他なるまい。だからそれを何時までも悩んでいてもそれこそ仕方が無い事であり、こうやって書いている以上は別段苦悩しているという程でも無いのだが、結構脳髄に来るものがあったのは確かで。そして、皆が悪かったどうにもならなかった、では済まされないのも事実である。

 自分が即断という名の愚鈍さで隠密に解決していれば。そもそものミスに誰かが気付いていれば。最初の小さな発端を起こしていなければ。それが発生し、見落とされる時で無ければ。そうなりがちな職場環境で無ければ。曖昧な信念を会社が持っていなければ。それを良しとする社会で無ければ。神がかくの様に世界を造らなければ。

 そんな風に空の星々を眺めつつ、何処までも仮定を積み重ねて行く曖昧な、釈然としない構造に想いを馳せて見た帰り道であった。まぁ何が言いたいのかというと、悩まなくていい様になりたいな、と。もっと言えば、そんな余裕が欲しいな、と。更に言ってしまえば、それを与えてくる俺のミニヨンは何処かに転がっていないかという話だ。ほらタイトルと繋がった。や、何処ぞの赤い人では無いが、理想郷に導いてくれるならこれ程素晴らしい事は無く、今一番何を望むのかって、そういった存在なのだがね。本当、マジで無いかな。人間じゃなくても何の問題も無いんだけどさ、ほら、うちの店とかに。
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