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 ビジュアル的に気になってたんだが、ソダーバーグだったのね、これ。

 という訳で「イギリスから来た男」である。原題は『The Limey』 英国人に対する蔑称という事で、英吉利野郎位の意味になるのか? でも邦題の方が、日本人からすると英吉利人を現している様で好きだな。原題は、何と無く、こう、スナック菓子みたいな感覚が亜米利加っぽい。でも乾いた、無機質な感じはどちらも出ているかな? 端的か否かという所で。

 内容は不可解な死を遂げた娘の謎を追い、遥々海を越えて英吉利からやって来た男の復讐譚、と一言で説明すればその様なものになろうが、ムショ帰り且つ長年断絶していた父子という事で、復讐という程の熱狂さは無く、淡々と娘の足跡を追って行くストーリーになっている。

 とりあえず、テレンス・スタンプが格好良いね。自分が見た中だと、他に出演した映画は……『ウォンテッド』位で、まぁ実質今回が初なのだが、実に慰撫し銀な男だった。それで居て哀愁が漂う。若い頃に出演していた作品の映像を直接使い、回想とする演出も相俟って、なかなかほろ苦い好人物になっていたかと。若い頃も確かに格好良かったけれど、こちらの方が素敵だなぁ。

 話としては、その灰色さは良かったけれど、もう一捻り欲しかったというか、群像劇的に焦点が当たる割りには余り意味があったとは思えない敵役が正直要らなかったかな、という所。でも全体としては悪くなかったと思う。何だかんだでソダーバーグ好きだし、うん。
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