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アモンクロック
 という訳で、ここ暫くの間、かまけ続けていた作品を上げて見た訳だが、如何だったろうか。

 今回これをこのblogで上げるに至ったのは、先にも告げた通り、発表元である空想科学祭2009が一応無事に終了し、且つそれに伴う読者投票の結果が出たからであり、長さ別、雰囲気別で行なわれたそれによれば、今作は長編部門二位、ベスト世界観賞を手にする事が出来た。かねがね世界観については一家言ある人間なので、この結果には非常な満足をしている。感想、レビュー、及び投票して頂いた方々には、この場を借りて、感謝の念を送りたい。みみみみみ。

 内容に関しては、余り言う事は無く。まぁ読んで頂ければ、何と無く解るのではあるまいか、いやさ解るといいなぁ、という感じなのだけれど、あえてテーマの一つなりを抜き出せば、愚神礼賛だろうか。意味合いとしては文字通りに。前年度作品、オールドロマンサー執筆後から既に発条で何か書きたいという案はあったが、今の形になったのは半年以上経った後で、根幹たるアモンが何時頃から出て来たかはもう覚えてないのだけれど、人間中心的な考えに至極腹立たさを感じたのが出発点だった記憶がある。

 あれは確かバイト先だったか、こんなフレーズのラップを聴いたのだね。「ひるんだらダメ ひるんでも良いんだよ 僕らは人間 スーパーマンじゃない」 ラップというものが良く解らない身として多分過敏に反応したのだろうし、またそれ以外にもどうよと思う点が多々あったのだが、この部分で物凄い苛っとした。まるでスーパーマンに怯む資格等無いかの様な、彼に悩み等無いかの様な物言いじゃないか、と。それが有線で何時間何日も聞かせられた日には、正にストレスで俺の寿命がマッハ状態だったのだけれど、その歌の反響がかなりあったという記事を見つけて益々苛立った訳で。

 他にも要因は幾つもあった筈だけれど、感情的にはこの些末なものが大きかったろうか。

 かくして、この様な、アモンを主役とした物語が生まれた。と、一応言っておけば、ジェフリーは主役では無い。彼はただの狂言回し的存在であり、言ってみれば発条の取っ手であり、別にどうでも良い存在だった。他の登場人物も含めて、だ。主役はアモンであり、アモン以外の何者でも無い。

 まぁ、その有象無象を造ったのは誰か、翻って、賛美されるべきは何か、という話でもあるけれど。

 ともあれ、ここ最近では努めて満足の行く出来の作品が書けたと思っており、またそれが結果として現れたというのは嬉しい限りである。これに慢心せず更なる精進へと励みたい所だ――嗚呼、次は風車か水車か火車か何にしようかなぁ。
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