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 ここ最近まともに映画見る気概が無かった所で、久々に。見るものが無いからという理由だろうか、矢鱈レンタルが多い『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』である。昨日の深夜に返って来た所をどうにかゲット。

 X-MENで人気の高いキャラ、ウルヴァリンのスピンオフという事であるが、いの一番に出て来た感想は、「これがどうやって1と繋がるんだ?」という所かな。いや、一応三部作(と言って良いのか知らないが)全部見終えたが細部はもう忘れているので詳しい事は何とも言えないのだけれど、どうも一作目とこのローガン=ウルヴァリンが結び付かない。特にヴィクター=セイバートゥースと義兄弟設定というのが、かなり腑に落ちないのだけれど、あんないい奴だったろうか、あの男? 他にも細部でちらほらと首を傾げる所があり。うーん、これはスピンオフという事で、パラレル扱いと見るべきなのだろうか? だったら、ZEROじゃないだろう、と思うのだけれどね。

 そしてまた、脚本的に登場人物と要素を詰め込み過ぎて希薄になっている印象が。中でも、子供時代のくだりは、もう少し長くした方が良かったと思う。父親と息子というのは、この映画の中で何度も出て来る重要な関係の筈なのに、肝心の実父との時間が短過ぎて何ともかんとも。まぁあそこを長くしたら、相対的にウルヴァリンの活躍が減るから、というのは解らないでも無いけどさ。

 まぁそう言う訳で、基本的にはウルヴァリンが吼えて暴れて記憶を失う映画なのだけれど、その分、アクション的にはなかなか。素敵だったのは漸く登場したガンビットと、今回のラスボス・デッドプールだね。前者は、ストーリーに殆ど絡まなくて、絡んだと思ったら実にKYか、美味しい所でちょろっとと言う感じなのだけれど、映像的には格好良い。後者は、正にラスボスらしい、他ミュータントから得た複合能力がイカス。実は密かにアメコミ実写映画で不満なのは、ラスボスが強そうに見えず、カタルシスが余り感じられない事だったりする。結構見たけれど、これはと思ったのは、インクレディブルハルクのアボミネーションと、辛うじて三作目のフェニックス位か。この辺りが日米のヒーロー感の違いなのだろうけれど、その点、デッドプールは良い。文様の様な術式用のペン入れ、スキンヘッドに塞がれた唇、両腕から生えた日本刀と不気味なビジュアルもさる事ながら、自己再生、瞬間移動を自在に駆使しての格ゲーばりのチェーンコンボ、果てはサイクロップスのオプティックブラストを使う等と、チート臭い強さが素晴らしい。どうやって勝つんだこいつ、と思ったものだが、その勝ち方も力と技の融合でまた良しだ。原子炉の上、黄昏の空を背景にした義兄弟のタッグ戦も、絵面としては好みの物で。

 総じて、色々と目を瞑れば、派手なビジュアルが格好良い映画として、楽しむ事は出来た、かな。うん、格好良さという点では、今作がシリーズの中では一番良かったかな……色々と目を瞑った上での格好良さだけれど。次はマグニートーのスピンオフで、後デッドプールのスピンオフ(!)もやるらしいが、どうなる事やら。個人的には、ガンビットのスピンオフが見たいんだが……どうもディスられっぷりが半端無いそうだし、どうだろうな。
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