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 しなくちゃ、テリー・ギリアムにごめんなさいしなくちゃ(二回目)。

 この狂気っ!!

 この幻想っ!!

 見世物小屋そのものと言って良い華々しい如何わしさっ!!

 絢爛豪華を装いつつも一皮向けば全て何もかもが崩壊する嘘偽りっ!!

 これが、これこそが正に映画、否、幻画である。いやはや、素晴らしい。最初から最後までテリー・ギリアム全開の世界に浸らせてもらった。スタッフロールの後には、思わず拍手してしまいそうになった程である(流石に人目があったので止めたけれど)。撮影中に没したヒース・レジャーの役を、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三者が受け継ぐ、そして監督がテリー・ギリアムという辺りから期待していたのだけれど、それを裏切らない見事な出来の作品で、理はこういうものこそ見たかったのだ。

 はっきりと言って、その魅力を口で説明するのは難しい、もとい出来ない。表裏一体、鏡合わせの存在である、不死の賢人パルナサス博士と悪魔のMr.ニックが自分達の賭けの舞台として織り成す空想世界、それに翻弄される博士の娘と、彼女を愛する為に救おうと、鏡の中へと入って行く青年、が、その者すら見た目通りの外見では無いという一筋縄では行かぬ構成に随所に挿入される黒くて素敵極まりない冗句(特に女装婦人警官による『君も警察に入って合法的に暴力を振るおうっ』ダンスには笑った。それがパルナサス側である事やママンオチも含めて)など、要素を挙げる事は出来ようが、この幻画の本質はその目くるめく映像、そう、映像である。是非これは劇場で見て貰いたい。劇場で見、その世界に溶け込み、やがて元に戻れ無くなる様な、そんな胡散臭さを味わって来て貰いたい。

 いや、本当、良いものを見させて貰った。少し、アバターなんてものを直前に見てしまった影響が入っているのでは無いかと思ったりもするけれど、それでもこれは見に行って欲しい。お勧めの作品である。
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