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 ――かつて蒸気機関と北欧神話に想いを馳せた結果、描き出された物語のヒロインは、人ならざる者であった。そして、愛する者でもあった。彼女は主を愛し続け、その帰りを待ち続けた。何年も何年も、そのままの姿、そのままの心で。理由は簡単だ。その様に造られていたからである。誰でも彼でも、自分に取っても、全く都合の良い様に造られた機械……それ自体が何とも都合の良い話じゃないか……

 ――かつて発条駆動と螺旋角の神に思い煩った小説に、書くつもりも無く書き出された存在もまた、人ならざる者であった。そして、愛される者でもあった。彼は常にそこに居て、その様に行動した……こんな風に。『ガーガーガーガー』。そこに何の意味がある? 答えは一言、「何も無し」。彼も彼女と何ら変り無く、誰かの都合に寄って都合良く造られただけの、功名に偽装された機械に過ぎないのだ……

 ――それがどうしたって言うんだね。

『いらっしゃいませ。少しずつ、暖かくなってきましたねっ」

 嗚呼全く……どうもこうも無いじゃないか。

 ここで返すべき言葉が、一字一句、全く何も変わってないのと同じ様に――
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