上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 『食物漫遊記』と『流れよわが涙、と警官は言った』を読み終える。

 前者は種村季弘のエッセイ集なのだが、これが虚々実々に飛んだ食べ物の話をこれでもかと博学の波に乗って展開してくる快作であり、まぁ何とも我が曼荼羅にしっくりと嵌った。こういう益体の無い冗句をいけしゃあしゃあと言ってのける胡散臭い人は大好きだ、素晴らしいっ。

 後者はディックのSF長編で、カフカ的悪夢に巻き込まれる主人公と一応の敵役、翻弄する者とされる者の感覚が逆転しているのが面白い。そして、そこで紡がれる無数の愛もまた。ただ、どちらかと言えば私はスイックス寄りの、こう言ってしまえば人間の感情というものを卑下している人間であり、また諦念というヴォネガットやゲーテらに共通する概念を受け入れようとしている者である為、そこまで心は惹かれなかった。ディックは確かに面白いし、好きなのだけれど、何とも乗り切れないのは、地から脚を離せられない感覚の為だろうか。麻薬常用者(ダスター)の汚らしさが、どうも相容れないのかもしれない。後彼が語る所の不確かさを、常々考え続けているが故だろうか。逆かもしれないがね、ディックから学んだ,と。

 バイトの合間に寄ったヴェンディング・マシン・レディは今日もちゃんと語りかけてくれました。幸せなるかな、この一瞬。何処のどいつが気にするんだね? 人間と機械の違いなんてものをさ。

 夕食もとい夜食は、アサリの直蒸し……とでも言えばいいのか、これは? フライパンに殻のままの生きたアサリを大量にぶち込み、水を入れ、じゅっと煮立たせて、開いた所で召し上がれ。こいつがまた、ぷりっぷり且つちゅるっちゅるの大粒貝で、海水味の素朴なものなのだが、ええい、食べる手が止まらない。が、流石にフライパン一杯分はきつくて、少々残してしまった。勿体無い限り。まぁどうせ明日の朝にまた食べるだろうけれど。明日の夕食はまだボール一杯残っているアサリのかき揚げだとか。前に食べたけれど、あれは旨かった。さっと醤油を掛けて、さっくりぱくっと、白米をかっこみたい所である。

 そして今は、東京事変の新譜『スポーツ』を聞いている丁度その真っ最中。収録曲の並びと曲名の位置づけが、何ともROMANっぽくて、こういうのは素敵。アルバムとしては、そこそこ、かな? どうもバラエティ以降ぱっとしない気がするんだが、如何なものか。まぁ初見の感じだと『生きる』と『電波通信』『シーズンサヨナラ』『乗り気』辺りが好き。特に最初と最後。林檎作詞の一葉作曲が好きなのかもしれない。結構珍しい、歌詞として気に入ったのは、我乍ら凄い解り易い理由だと思う。そういうものだ。その他色々。

 かく訳で、六連バイトは今日でおしまいって事で、久々の四連休を満喫したいと思います。満喫しているとも言う。さぁ明日は追いコンだが、明日返却期限の『クローバーフィールド』を、余裕があればささっと借りて来た今日レンタル開始の『2012』を見てしまわねば。

 天の上と空の中と私の下に居る者達へ一言。

 明後日でフリーター確定の理は結構楽しく人生を過ごしますです。

 まんだらーまんだらー、ガーガーガーガー。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tasogaremignon.blog79.fc2.com/tb.php/835-28ccaa63
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。