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 実は余り見る気も無かったのだけれど、ちょっとした機会でレンタルして来た。

 最初DVDか劇場かで予告を見た時は、例の自由の女神だけで、一体これは何なんだ、と思ったものだけれど、詳細を耳にしたら何と怪獣モノという事で、二重に驚いた記憶がある。まぁでもハリウッドの怪獣モノと言えば、イコールでマグロ喰ってる奴が出て来る、最早回顧の部類に入りかね無い偉大な先達が居られる訳で、正直期待はせずに鑑賞せんとす。

 で、感想なのだけれど、正にそこそこ、という感じの代物だった。

 良くも悪くも『“ホームビデオで偶然にも撮影された記録映像”を装った映画』これが全てなのである。

 あくまでも映画。頑張っても映画。どうしようもなく映画。

 ブレアウィッチ的撮影手法(後、宣伝もあるかな)で“リアリティ”とやらを追求するのは一向に構わないし、見ていて成程、結構引き込まれるものも……映像酔いという意味でも若干……あって、その辺りはそれなりに面白かったのだが、その所為で返って虚構の部分が目立ってしまった感がある。

 所謂不気味の谷効果は、一般的な物事全てに言えると思うのだが、例えば最初の妙に長い前振りも異変勃発の印象付けにしか思えなかったし、『そろそろイベントが発生しても良い(する)頃だな』と思い出す絶妙なタイミングでHAKAISHAの姿が映されたり、話の進展が見られたりと、作劇としての構成が非常に解り易く、幾分興が削がれてしまったのが事実である。

 やはり現実はそれ単体では不十分であり、より本当らしく見せるには、見る者の幻想もまた満たしてやらねばならないのだろう。どう頑張っても映画が映画たる事実は変えようが無いのだから。

 まぁその様な感じで乗れに乗れなかった代わりに、深夜に見た事もあって、アトラクション感覚でかんらかんら笑いながら見る事が出来た。文字通り最後の瞬間までビデオを撮り続けたハッドさんマジ男前とか。後、単純にあのオチは好き。半ば解ってはいたけれど、しっかりあそこまで持っていったのは良かった。救い様が無いからこそ逆に救いとなっている、悪くない冗句である。
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