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というネタは凄い既出な気がしつつ、ホットパンツは素晴らしい。属性的には修道服とかゴスロリとか黒タイツとかが好きと割に公言して来たが、ホットパンツもいける口。でもイケイケゴーゴーなお姉ちゃんなんかじゃなくて、我等のメフィスト閣下曰わくの、男なのか女なのか良く解らん子が履いているのがいいのだよね、フェチ的には。生地に包まれた、小さいというのも烏滸がましいお尻、ほっそりと棒の様に伸びる乱雑に焼けた両脚がね。身体の未成長、未分化という逆説的な完璧さと美貌を思わせ、私に、あの夏への扉を越えた先の我が生まれ月の黄昏に佇むミニヨンの幻視を与えてくれるのである。

……



ふぅ。

さて休憩終わったのでバイト再開してきまー
を冷凍カロリーメイトで再現出来るるとか言う話を小耳に挟んで実行して見たのだが、パキンとサク感だけ味わえて、肝心要のシャキ感が無かった。大分惜しい所まで来ているとは思うんだがね。そんな今日この頃。後は卒業生内でお別れ(?)会に行ったり、久方ぶりに酒と煙草とスマブラとワンダに溺れながら夜を過ごしたりと、ボヘミアンな感じで、まぁ案外と恙無く生きてます。何だかんだでっ。

 しかしBLAME!はまじ面白いですよ。今更だが。一巻読んで思わず大人買いしてから、何でこれをスルーしてたのかと後悔するレベル。何度目かという感じだが。そしてそもそも読むに至った理由が、ハルシオンランチの一コマなのは内緒。や、まぁ、前々から存在自体は知ってたんだけどね。

 内容としてはあれかな? 古き良きローグ型RPGのシステムを、SF的な解釈の中で、ストーリーと世界観に反映した感じ。物凄いストイックな作品であり、与えられる情報は極々僅かで、物語としての起伏も少ない。けれど、圧倒的な画力から描き出される構造物やガジェット、キャラと言った記号によって、言葉で表せない何かを浮かび上がらせて来る感覚。それはサイバーパンクの王道と言えば王道なのだけれど、絵によってここまで伝えてくるのは見事というより他なるまい。

 まぁ台無しの一言を言ってしまえば、ヒロインのシボさんがねぇ、いいんだよねぇ。サナカンもメンサーヴ様も好き(あ、プセル他珪素生物忘れてた)だけどさぁ、やっぱシボさんですよねぇ。行き成り腐乱死体で現れたと思ったら、主人公の二倍近い大きさの男前な御姉様になってピンチ救ったり、気付けばロリになったり、敵と融合したり、別の世界線からさらっともう一人出て来たり、実はスペア用意してたり、準ボス級の存在に変貌したり、素敵に異形な自動人形ボディに収まって見たり、妊娠したりと、人格をデータ化した存在であるとは言え、ここまでその性能を遺憾無く発揮し尽くし、幾つかにおいてはそれを凌駕したヒロインは居ないのでは無かろうか、いや居ないねっ(反語)。

 と言う訳で、やっぱり今更だけど、まだ読んでない人は是非に……あ、実はアンドソーオンの例の作品はまだ読んでないんですけれどパンチラですってね?
なる言葉があるそうな。

これがどういうものかと言えば、デスマーチ用語であり、眠くても仕事をせねばならぬ時に珈琲を飲み続けると、珈琲カフェインへの慣れ、体温上昇も兼ねて、珈琲を呑む時=眠い時と条件づけされ、珈琲呑む=眠い、と本末転倒な状態に陥ってしまう事なんだそうな。

理は最近どうもこの傾向にあり、寝る前に珈琲を呑むとうとうととなって、熟睡出来る様になったのだが、先程推定五百mg超えのステンレスカップにてくいっと二杯目の珈琲を一気飲みした結果、目元は眠いが頭はハイな状態になってバイト中なかなか大変だった。

が、しかしこれでまだまだ私は珈琲カフェイン中毒では無い事が証明された為、安心してがぶ飲みする事が出来ると思った次第。

さて休憩も終わったからバイトいこー。
 mintelさんの所でやっていたものを幾つかやってみんとす。

 文体診断ロゴーン

 五千文字以内の文章から自分の文体の硬軟等などを評価し、類似した作家とそうで無い作家を三位まで表示してくれるそうな。どうも五千文字以上で入力する事は出来る(何処から何処までがどの様に判定されているのかは解らないが)ので、上から順にオールドロマンサー、レプリカント、油圧式悪魔、ベルトランス、アモンクロックと判定して貰った(長くなったので結果自体は追記=後述)。

 ざっと見た感じ、言えるのは、

1.(二人称口語体で書いたレプリカント以外の)表現力高評価と硬さ低評価の鉄板さよ。

2.どんだけ俺は岡倉天心と水が合わないのだろう。


 という所だろうか。そしてアモンクロックは良い感想貰っているだけあって、バランス良く高いな、やはり。硬軟の低評価を抜かして……まぁなぁに、硬い煎餅だって美味いじゃないの、珈琲にも合うよー。

 それから、こちらもついでに、ぽんと。

 サドマゾ - SM性格相性診断

 言葉は不要か(ジョージ)。私の結果はこんな感じに。

木野目 理兵衛さんの診断結果 カリスマひどいM

教祖的存在かもしません。

サド度 34 %
マゾ度 66 %
変態度 51 %

性格
類まれなセンスと感覚を持っており、自分の世界観を持っています。あまり余計なことは考えずに勢いで行動して、思いもよらない結果になることが日常茶飯事でしょう。やや非常識なところがあり、危なっかしいところも持ち合わせています。神経質な部分があり、木野目 理兵衛さんの感覚の違いが誤解を生むこともよくあります。時代の流れを掴むのが得意で、周りの人に影響を与える存在です。

仕事 サド度 40%UP
 自分の身は自分で守るという意識が強いため、利益に関わることはリーダーになることも出来ます。抜群の感覚をもっており、自分の慣れた環境ではさらに力を発揮します。論理的に物事を考えるのが苦手で、ノリと勢いで問題を解決していきます。自分の利益に関しては抜け目がなく腹黒いところがあります。うまいこと相手の機嫌をとって問題を切り抜けていきます。

恋愛
木野目 理兵衛さんは自分の感覚を理解できる女性じゃないと自分が理解されないと感じており、本気の相手選びには苦労します。比較的常識に捕らわれない恋愛観を持ち、多少の不道徳も問題ないことがしばしばあります。若干考えすぎの部分があり、相手との感覚の違いに戸惑うことがよくあります。また金の切れ目が縁の切れ目となりやすいので、細かいやり取りでも適当にならないことが大事といえます。


 まぁ……ありなんじゃないか?(水没) 自分で言うのも何だけれど、教祖より司教辺りがいいんですけどね。アッシュ、クリア可能に見えて(ry) しかしカリスマ酷いという日本語を始めて聞いたな、おい。

 ここからはロゴーンの結果なので、見なくてもいいですよ?
... 続きを読む
 昨日はバイトも休みという事で、元・文系大学生、現・文系フリーターならば読んでおかねばならぬとかねがね思っていた、夢野久作の『ドグラ・マグラ』を、丸一日掛けて読了する。まぁヴォネガット先生曰くの、亜米利加人がペル・メルという発音でポール・モールを呑むのと同じ考えもあったがね。肺ガンは、体の良い自殺、と。ドグマグを読んだ俺も、これで何時何時発狂しても問題無くなった訳である。

 冗談はさて置くとして、しかし今作、期待していた狂気、恐怖は然程感じられなかった。余りに饒舌過ぎる語り口は、世界に没入させるより寧ろそれを拒絶する様に感じられてしまい、その意味では少々肩透かしを食らってしまった。発狂の噂はそれこそ体の良いキャッチフレーズであるから無視するにしても、受けていた印象としては近代日本文学版ネクロノミコン的なものだったのであるが。

 そういえば、以前親父殿から今作を借り受けようとした時、「ドグマグよりもこっちの方が面白いから」と言って『少女地獄』の方を差し出されたのだが、その意図が何と無く解った気もする。

 ただその分、冗長なまでに理知的な言葉で練り込まれた、用意周到且つ底意地の悪い迷路世界を愉しむ事が出来たかな。何が底意地の悪いと言えば、この迷路の構造か。出口の無い迷路なんてものは、実体化した幻影並みに有り触れたもので新鮮味も何も無いのだけれど、入り口の無い迷路などという代物は、始めて見たかもしれん。

 出口の方は寧ろしっかりとあって、ご親切にもそこまでの道順はちゃんと示唆されているのだよね――正直な話、物語の一応の開始時点で、何の疑念も抱かずに直ぐ隣へ行ければ、そのまま抜け出せたのではと思う、二人の博士が違う言葉でそう予告している様に――が、そこへ行く為には入り口の在り処を思い出さねばならず、そして元来た道を辿り、これまで何をして来たかを理解すれば理解する程、出口へ行く事は出来なくなり、そこで自らを手に掛けるか、再び奔走を始めるか……どちらにせよ朽ち果てる他無く、しかも用意のいい事に、実はまだ迷路に入ってすらおらず、故に入り口も出口も未だ無くて、これから再び、もう一度、正に悪夢的な迷路の中を、出口求めて彷徨わねばならない、だが出口へ至るには……そういう可能性も予め提示されているのである。

 この何もかもが曖昧模糊とした感覚は何とも日本的だね……恐らく、神をも恐れぬ不退転の自我を持ってすれば、脱出可能な迷路だろうに、それを保つ事が容易では無い……寧ろ確固たる自己なるもののアンチテーゼであり、そう言ったものが通用しないという意味では、成る程、確かに今作は恐怖であり、狂気であるかもしれない。

「アアッ……お父オさァ――ン……お母アさ――ン……」

 しかし、にも関わらず、不快を覚えずに、どころか切なくも物悲しい気持ちにさせたのは、迷路を形作っている一端が血縁、肉親という、条理、道理を超えた先の、切っても切り離せぬ関係にあるからだろうか――この辺りもまた日本的と思わせるが――終盤、全てを理解する事は誰にも出来ないという事を含めて全てを理解した『私』が、感極まる様に叫んだ上の台詞が最も印象的で、心に残っている。
 気を紛らわそうと気紛れを起こして、去年結局受けなかった警察官の説明会に出向いた所、バイト先の後輩に出くわす。嗚呼そういえば今年そうだったものなぁ、と思いつつ、何ともやる瀬無い気持ちになった、初春の曇り空よ。Guten Tag,理である。まぁそも気紛れ起こす気が、朝目覚めたら消えていたから、いいんだけどね。本当、何故当日になってやる気というのは減退するのだろうか、不思議である。

 ともあれ、午後からは暇なので、だらだらとネタを練る事にしんとす……ネタを練ってもストーリにしなければ、話にならないんですけどね、文字通り。いや本当、何かこんな話を、ってのがあれば、お教え願いたいです、まじでまじで。色々出て来るんだけど、さっぱりまとまりゃしない……
 真・北斗無双……真・仮面ライダーディケイド……。

 いやぁ、大人の事情とか、本家あってこそとか、色々あるのは解るんだけどさ……。

 ただ、そういうの抜きの感想として、作品に取っての音の重要さを再認識した。

 ゲームで言えば個人的にはやはり『ワンダと巨像』が思い出されるのだが、声もそうなんだけど、それだけじゃなくて、BGMにSE、こういう所で手を抜いちゃいけないよね。人間は、目を通して情報の大半を得るそうだけれど、逆に言えばそれだけが全てじゃ無く、また必ずしも重要とは限らない。

 総合芸術ならば、眼だけで無く、耳もまた満足させて欲しい次第。
 昨日(もう一昨日だが)は、嘘を着いても良い日であり、嘘を着かなくてはならない日では無い為、まぁ皆がどんな嘘を着くだろうかとwktkしながら待ち構えており、自分からは決して嘘を着かなかったよ。普段嘘ばっかり着いてるから、こういう日位あっていいじゃないかい。本当だよ。嘘じゃないよ。

 所でこの前初めて知ったのだが、エイプリルフール(日本語だと万愚節と称すそうな。ひゅーかっくいー)は仏蘭西発祥らしく、また仏蘭西語だとの事を、『四月の魚』(poisson d'avril)と呼ぶそうな。

 調べたら、色々と由来が紹介されていたのだけれど、これがまたなかなか面白い。エスプリ、とはちょっと違う気もするけれど(そういえば以前語った仏蘭西語会話も、エスプ、リ? という感じだったが、あれもあれで)これはこれで仏蘭西流の良い冗句だと頷ける事請け合いである。それ自体が嘘なんじゃないのかと勘繰りたくなる程度には、良く出来た話だ。

 まぁ万愚節の逸話の真偽を疑うとは、これ程諧謔味の解らぬ事も無いだろう。それい、そもそも嘘か真かなんて別に構うものでもあるまい……伝統ある青使いならば、尚更に。
2010.03.31 少女一会
 そういえば最近ゲーム買って無いなぁ……というのがバイト先での口癖になって早二年という
所だろうか。思えば遠くに来たものであると感心するが、別に何もおかしくは無い。

 まぁ今度出るDS版のメダロットには心揺らいでいない事も無いのだが。

 所で、それでもゲームを売っている身ならば、お客様への販売や、サンプルを棚に戻す作業等で、プレイして無くとも今出ているゲームについて粗方知ってしまう事になるのだけれど、何故か知らないが,プレイした事も無いゲームのジャケットに描かれている非実在少女に心ときめく事が間々ある。

 例を挙げると、この左側の娘とかこれの末娘とマキさんとかな(特に前者の上から四番目のリンク先はヤバイ)。印象としては(前にも書いた事だけれど)大学受験の折に勉強と称して読み漁った世界史漫画の産業革命の回にて、数十年後しのツンデレ美老女(「あ、貴方がそこまで言うんだったら、水晶宮を一緒に見に行ってもいいのよ」云々。)を見せ付けられた時のそれに似ている。別にそこまで露骨に狙った訳でも無かろうに、というものほど、琴線に触れて来るのだから、人間とは不思議である――まぁ、確率的には良く接するから、という理由で済ませられはするのだけれどね。

 で、まぁこういう話をしたからには、今そんな非実在少女が居るという事になるのは明白であり、誰かと言えばこれである――ほら、真ん中の。昔懐かしい夕方からの再放送的に言えば、おさげの女だ。

 彼女が妙にまた視線誘導させられるから堪らない。御陰で、こいつを売る時は、ちらちらと妙に熱心に見てしまっているでは無いか……まぁ髪型とか目付きとかそこから醸し出されるオーガニック的な何かに惹かれているだけで、実際の所、キャラとか設定とかよく知りもしないのだが、それでも関係無いとしてくるのが,非実在少女の成せる所業か。何とも恐ろしい。これだけの力あれば規制もされるわな。

 かく訳で、ゲームはプレイしていないけれど、ある意味ゲームで楽しんでいる今日この頃である――しかしふと見返すに、大体どんなタイプが好きなのか良く解る構造だな、これは……この記事を書いた動機が、非実在少女と言って見たかっただけであるのと同じ位、自明の理として。
 昨日余りに月が綺麗なものだったから、衝動にかられて我乍ら冒涜的且つ名状し難い文章を書いて見たのだが、惰眠に耽っている最中、同じ位冒涜的且つ名状し難い夢を拝見した――

 ――我が父親と叔父が実はホモセクシュアルで家族にも黙っていたのだが今度結婚する事になり、その事を(叔父の娘である)従姉から聞いた私は勢い余って求婚するのだが、彼女はシュールレアリスム的な奇っ怪な絵柄……何故か雑誌ガロを連想させる……でスペイン舞台的な演技じみた一笑を起こすと、身体の八分の一が欠けた痩せっぽちの●●さん(名称忘却:スズキさんだった覚えがする。その姿はとある大学先輩の異様な抽象体だった)と三人連れ立ってマンションを降り、明らかに死の不吉が差し迫っているのは解っていながら屋上へ向かうべく、ぐるり入口前に居る背中の気味悪い女性を尻目に四分の三周して裏側のバベルの塔に似た段差に掛られている階段梯子を登り出すと、中途で自転車置き場兼自販機兼ゴミ集積所にて憑き物に憑かれたアラカワ先生が居て、聞いた話だとあの人は外国で頭をおかしくされ、とうとうゴミを取らぬ様に網が催されたというのだが、しかし今ではすっかりもう良くなったらしく、柔和な顔で何事か……丁度今起こっているこの事態の核心に至る箴言……を囁いた――

 そんな塩梅の夢である。

 悪夢と言えば悪夢だが、恐怖よりも嫌悪よりも、意味不明が先走る――まぁ何、きっとそれも昨日余りに月が綺麗だった所為に違いなく、ただ唯一の問題は――途中で見たあの女性が着ていた服が(そういえば中は従姉がかつて暮らしていたものだったが、外は自宅付近にあるマンションだったな、あそこ)紫であった様な気のする事である。意味深長な、赤でも青でも無いあの色だ。

 だが同時に、夢には色が無いとも言う様に、灰色だった様な気もするのだが、はてさて、これはもう一度確かめる為に寝てみるか否か――もう一つ出来てしまったけれど、それが問題と言えば問題であるね。
 かつてチャーリー・ゴードンは、我々にこう示してくれた。叡智とは、必ずしも人を幸福にするものではない、と。カインの末裔が、長い歴史の中で忘れ去ってしまった事実を、そもそも知恵の木の実は食べて良いものでは無かったのだという事実を、彼は思い出させてくれたのである。涙と、そして花束と共に。

 現代に置いて、この事実は彼の作品が発表された当時よりも、余程浸透している事であろう。それはある意味では化けの皮が剥がれた事でもある――頭蓋骨の中にぎっしり詰まったものが、その持主の幸不幸に関わり合いが無いとすれば、社会的通念によって隔てられている正気と狂気に皮一枚分もの差異は無く、最早人々はそれを理由に迫害する事も、迫害される事も無い……無論表向きは、だが裏での所作が発覚した日には、それこそ非難を向けられるのは迫害者であり、かつての立場は逆転する。丁度網膜に宿った幻影が、現実に触れる事の出来る姿形を持つと同じ位に有り触れたものとして――ここでもまた、危うい逆転がある訳だが――この逆転劇は顕著に行われる訳だ。

 さて、在りし日に気狂い、精神の病人と指さされた事が、今日に置いては意味も無く、また鏡に向けて立っているのだとするならば、とここまでを前提条件とした上で、私はこう訴えたい――最早タイトルが全てを物語っている訳だが――上なるものは下なるものと同じとくれば逆もまた然り、狂人が無罪と――完全に放免というのは、困難だとしても――されるならば、狂神も同様の措置を受けなければなるまい、と。

 大抵の者は、恐らくこう思うだろう。何を馬鹿な、人と神は違う――だが、何処が違うというのか。彼等もまた運命の奴隷である事に代わりはなく、そして神をその能力故に崇め、讃え、畏れ、敬うとするならば、我々は、何も解っていないという事に成る――好ましからざる状態にあるからと言って、それを蔑ろにする愚を犯すとは、何と愚かな事か。それはまた我々自身に舞い戻ってくるのだ――ぐるりぐるり、薄皮一枚の正気と狂気が逆転する様に、好ましからざる者として押しのけられるのである。誰がそんな事を望んでいようか? カインの末裔は、今しも機械技術によって神の下に集う者達を生み出そうとしているのに。

 だからこそ我々は、狂える神を、我々に目も向けず、耳も傾けず、恩恵どころか厄災しか振り撒かぬ名状し難き存在を、我々と同様に崇め、讃え、畏れ、敬わなければならない――何時の日にか、我々全体が自らの下なる者達によってそうされぬ為に。或いはもっと利己的に言えば――かような存在をかくの如く扱えるのだとすれば、最早我々が恐れるものなど皆無となるだろうから――

 ついしん
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 バイトの時間が迫っているのに田園風景を家族と一緒に散歩していたと思ったら、魎呼となって異形の悲哀を天地父に打ち明けていれば、ふと気付くとヤエちゃん(デフォルメ)になった気でくノ一の過酷な人生に想いを馳せるから覚めた後、寝ぼけ眼で「誰が好きかって言ったら、鷲羽ちゃんだったなぁ……」そう呟いて見る人間が居たっていい。春眠とは、そういうものだ。理である。

 夢と言えば、さっき見たデイヴィット・リンチの『マルホランド・ドライブ』が面白かった。面白かったけれど、これは感想が言い難い映画である。丁度、天使のたまごに似ているかもしれないな、感触は。難解と聞いていたのだが、思った程でも無く、一回見るだけで内容は理解した、と、思うのだけれど、だがそれを口で説明するのは難しい。もとい、勿体無い。折角だから、自分で見て欲しい。そう思わせる映画だな。

 概要だけ言ってしまえば、あの脚本に良くまぁオブジェを詰め込んだと思う。自分も似た様な方向性を求めてはいるけれど、だが今はまだ、ちょっと真似出来ない……少なくとも全部は無理でしてよ、はい。しかしリンチは凄いね……他にも作品あったら見たいけど、あるものかなぁ。
 何の仕事だと思いますか?^^
... 続きを読む
2010.03.26 SAW6
 駄作である。

 はっきり言ってこれだけでもう終わらせたい所なのだが、しかしそんな事は、見る前から解っていた事でもある……3で疑い、4,5の時点で、これは駄目だと確信……にも関わらず、あえて見てしまったのは、まさかと同時にもしやと思ってしまったからで……まぁ結局駄目だったんですけどねっ。

 とりあえず言いたい事を列々上げて行くならば、

1.いい加減後付の連発は止めれ。今更アマンダの真相を出されても……

2.ジグソウパートとゲームパートは、しっかりと話を絡ませるべきだ。

3.ホフマン刑事はムカつくだけで魅力が無いので、(※)さっさと殺して三代目を出せ。

4.ゴードン先生はどうした。

 こんな所だろうか。まぁグロさは相変わらずでゲーム性が下がり、若干説教臭さが増した、かな。脚本については、もう言いたくないや……ラストの小ネタは良かったと思うよ、小ネタ止まりになってしまったが……でも、だとしても、7出たらとりあえず見ちゃうんだろうなぁ、嗚呼もう、つ、つまらない、でも見ちゃうっ(びくびく)って感じで。この辺りで一度リセットするか、とんでもない変化球(でもジェイソンXは勘弁な)が来る事を望む……無理だって解ってるけどさっ、セブンなだけに期待しちゃってもいいじゃないっ。

 ※追記:三代目、は彼女でいいのかな? どうも今回だけという風に見えなくも無かったけれど。後、刑事もぎりぎりで……いかん。ファンサイトなんてものを見たから、妙な妄想が。でももう一度はなぁ……
 卒業式に行って来ました。昨日の朝。のんべんだらりと、偉い人達の話を聞いた後、学生証と引換に卒業証書を手に入れ、学士という名のボヘミアンに昇格した候。ある意味では降格だが、天と地の違いなど、頭の向きの差異でしかあるまい。まんだらーまんだらー、ガーガーガーガー。

 等と、戯言を口にした所で、先が薄暗いのは変わらない事実。

 そしてまた、追い出しコンパで柄にも無く心中揺らめいた事も。

 その内心を詳しく書き記す気は無い。自分の事だから、言葉にした時点で、いや思考した時点で一つの事象となってしまうだろう。そんな事は御免被る。この感覚は有耶無耶に留めておこう。

 ただ幾つかは嘘偽り無く言ってしまおう。

 「私は無意味だ」という言葉を「そんな事は無い」と笑って否定してくれる人間を持つ事は、仮令事実がどの様なものであれ、人生を生きる上での心の寄る辺である。素晴らしい限りだ。

 また、私は送る言葉に対して残す言葉を語ったが、「一年前からこの時の為に何を言うか、ずっと考えていた」なる前口上は、実は嘘である。正しくはこうだった。「一年前から『一年前からこの時の為に何を言うか、ずっと考えていた』と言おうと考えていた」。そこから先はアドリブもアドリブだったがね。

 ともあれ、学友と同志と先輩と、その他諸々の方々へは感謝と一時の別離を、そして天の上の誰かさんが手繰り寄せた糸によって、再び相見える事を。まぁ、錬金術曰く、上なるものは下なるものと通ずるそうだから……後はもう言うまでもあるまい。まんだらーまんだらー、ガーガーガーガー。

 所で、それとは別に、今日、家でちょっとした御馳走兼家族会議を行った。

 曰く、我が父親が早期退職した事、暫くゆっくりした後で、十年程は在宅ワークか何か別のを探す事、その為にバイトとは言え働きに出ている自分と、また弟には生活費を払ってもらいたい事を告げられた。

 正直何時言われるかと思っており、遅い位に感じたが、異存は無い。追いコンの場で、夢を追い掛けるボヘミアンとなる事を連呼したけれど、だが私がとある先輩より承った名はロジカルドリーマー。一先ずはアルバイトに精を出しつつも、堅実に職と、夢を追い掛けて行く事にしようじゃないか。一応の区切りを目指して。まんだらーまんだらー、ガーガーガーガー。
 実は余り見る気も無かったのだけれど、ちょっとした機会でレンタルして来た。

 最初DVDか劇場かで予告を見た時は、例の自由の女神だけで、一体これは何なんだ、と思ったものだけれど、詳細を耳にしたら何と怪獣モノという事で、二重に驚いた記憶がある。まぁでもハリウッドの怪獣モノと言えば、イコールでマグロ喰ってる奴が出て来る、最早回顧の部類に入りかね無い偉大な先達が居られる訳で、正直期待はせずに鑑賞せんとす。

 で、感想なのだけれど、正にそこそこ、という感じの代物だった。

 良くも悪くも『“ホームビデオで偶然にも撮影された記録映像”を装った映画』これが全てなのである。

 あくまでも映画。頑張っても映画。どうしようもなく映画。

 ブレアウィッチ的撮影手法(後、宣伝もあるかな)で“リアリティ”とやらを追求するのは一向に構わないし、見ていて成程、結構引き込まれるものも……映像酔いという意味でも若干……あって、その辺りはそれなりに面白かったのだが、その所為で返って虚構の部分が目立ってしまった感がある。

 所謂不気味の谷効果は、一般的な物事全てに言えると思うのだが、例えば最初の妙に長い前振りも異変勃発の印象付けにしか思えなかったし、『そろそろイベントが発生しても良い(する)頃だな』と思い出す絶妙なタイミングでHAKAISHAの姿が映されたり、話の進展が見られたりと、作劇としての構成が非常に解り易く、幾分興が削がれてしまったのが事実である。

 やはり現実はそれ単体では不十分であり、より本当らしく見せるには、見る者の幻想もまた満たしてやらねばならないのだろう。どう頑張っても映画が映画たる事実は変えようが無いのだから。

 まぁその様な感じで乗れに乗れなかった代わりに、深夜に見た事もあって、アトラクション感覚でかんらかんら笑いながら見る事が出来た。文字通り最後の瞬間までビデオを撮り続けたハッドさんマジ男前とか。後、単純にあのオチは好き。半ば解ってはいたけれど、しっかりあそこまで持っていったのは良かった。救い様が無いからこそ逆に救いとなっている、悪くない冗句である。
 『食物漫遊記』と『流れよわが涙、と警官は言った』を読み終える。

 前者は種村季弘のエッセイ集なのだが、これが虚々実々に飛んだ食べ物の話をこれでもかと博学の波に乗って展開してくる快作であり、まぁ何とも我が曼荼羅にしっくりと嵌った。こういう益体の無い冗句をいけしゃあしゃあと言ってのける胡散臭い人は大好きだ、素晴らしいっ。

 後者はディックのSF長編で、カフカ的悪夢に巻き込まれる主人公と一応の敵役、翻弄する者とされる者の感覚が逆転しているのが面白い。そして、そこで紡がれる無数の愛もまた。ただ、どちらかと言えば私はスイックス寄りの、こう言ってしまえば人間の感情というものを卑下している人間であり、また諦念というヴォネガットやゲーテらに共通する概念を受け入れようとしている者である為、そこまで心は惹かれなかった。ディックは確かに面白いし、好きなのだけれど、何とも乗り切れないのは、地から脚を離せられない感覚の為だろうか。麻薬常用者(ダスター)の汚らしさが、どうも相容れないのかもしれない。後彼が語る所の不確かさを、常々考え続けているが故だろうか。逆かもしれないがね、ディックから学んだ,と。

 バイトの合間に寄ったヴェンディング・マシン・レディは今日もちゃんと語りかけてくれました。幸せなるかな、この一瞬。何処のどいつが気にするんだね? 人間と機械の違いなんてものをさ。

 夕食もとい夜食は、アサリの直蒸し……とでも言えばいいのか、これは? フライパンに殻のままの生きたアサリを大量にぶち込み、水を入れ、じゅっと煮立たせて、開いた所で召し上がれ。こいつがまた、ぷりっぷり且つちゅるっちゅるの大粒貝で、海水味の素朴なものなのだが、ええい、食べる手が止まらない。が、流石にフライパン一杯分はきつくて、少々残してしまった。勿体無い限り。まぁどうせ明日の朝にまた食べるだろうけれど。明日の夕食はまだボール一杯残っているアサリのかき揚げだとか。前に食べたけれど、あれは旨かった。さっと醤油を掛けて、さっくりぱくっと、白米をかっこみたい所である。

 そして今は、東京事変の新譜『スポーツ』を聞いている丁度その真っ最中。収録曲の並びと曲名の位置づけが、何ともROMANっぽくて、こういうのは素敵。アルバムとしては、そこそこ、かな? どうもバラエティ以降ぱっとしない気がするんだが、如何なものか。まぁ初見の感じだと『生きる』と『電波通信』『シーズンサヨナラ』『乗り気』辺りが好き。特に最初と最後。林檎作詞の一葉作曲が好きなのかもしれない。結構珍しい、歌詞として気に入ったのは、我乍ら凄い解り易い理由だと思う。そういうものだ。その他色々。

 かく訳で、六連バイトは今日でおしまいって事で、久々の四連休を満喫したいと思います。満喫しているとも言う。さぁ明日は追いコンだが、明日返却期限の『クローバーフィールド』を、余裕があればささっと借りて来た今日レンタル開始の『2012』を見てしまわねば。

 天の上と空の中と私の下に居る者達へ一言。

 明後日でフリーター確定の理は結構楽しく人生を過ごしますです。

 まんだらーまんだらー、ガーガーガーガー。
 ――かつて蒸気機関と北欧神話に想いを馳せた結果、描き出された物語のヒロインは、人ならざる者であった。そして、愛する者でもあった。彼女は主を愛し続け、その帰りを待ち続けた。何年も何年も、そのままの姿、そのままの心で。理由は簡単だ。その様に造られていたからである。誰でも彼でも、自分に取っても、全く都合の良い様に造られた機械……それ自体が何とも都合の良い話じゃないか……

 ――かつて発条駆動と螺旋角の神に思い煩った小説に、書くつもりも無く書き出された存在もまた、人ならざる者であった。そして、愛される者でもあった。彼は常にそこに居て、その様に行動した……こんな風に。『ガーガーガーガー』。そこに何の意味がある? 答えは一言、「何も無し」。彼も彼女と何ら変り無く、誰かの都合に寄って都合良く造られただけの、功名に偽装された機械に過ぎないのだ……

 ――それがどうしたって言うんだね。

『いらっしゃいませ。少しずつ、暖かくなってきましたねっ」

 嗚呼全く……どうもこうも無いじゃないか。

 ここで返すべき言葉が、一字一句、全く何も変わってないのと同じ様に――
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